アメリカ戦に負けた余韻を払い飛ばすべくチャンネルを回してたらなんか心霊系の番組(?)やってたのでそのまま見てました。近年稀に見るあまりの怖く無さにビックリというかむしろ笑ってみてましたが…。
(あと、基本的に家人だの友人だのがらみの話の場合怖がるのは失礼な気がするのだが)
気になったのが高橋恵子さんのお岩様の話。そもそもお岩様って貞女の鏡で、有名な怪談話の方は江戸時代に作られた歌舞伎なんかの演目の台本ですよね。なので、映画なんかを作る時には(お岩様を祀っている)神社にお参りしないと祟られるっていうアレは、「もともと普通の(っていうか貞女の)女性であるあたしをつかまえて勝手に化けもの扱いしやがって」っていうお岩様の怒りなんじゃないかと思ってるんですよ私は。だから、あの(世間で言うところのいわゆる)お岩様はそのまんま実在の人物である、という前提の元に話していた高橋さんの主張は本質的には共感できるもののちょっとズレてるんじゃないかなぁと。
…番組見てなかった人にはよくわからん話だと思いますが悪しからず。
2008年08月07日
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