(来週と言いつつ今日もやりますよ。因みに自分の心の中の声は、見分けやすいようにフォントカラーを変えてみますです)
早速工場(12SE)へ行って見る。前回工場を事務所と間違って書いていたところで、いかに適当に読んでいるのかよくわかるというものだ(威張るな)。
12SE をぱっと見てみると、おぉ、活字が多い! この調査ポイントは当たりだな。ラグランド卿はいなかったが助手のウォルター・キオーという奴が色々話してくれた。アレンは殺された当日の朝にラグランドに会いにきたがラグランドは不在で、キオーに手紙を言付けていったらしい。会いにきた理由はおそらく特別計画#10-Aに関してで、更に彼が言うには
「あれは秘密になっていましたからね。秘密を暴こうとわけのわからぬ連中が工場のまわりをうろついていましたよ」
ということは、だ。当然副社長になったラグランドはその計画が何なのか知っているはずだ。その計画が遂行されてしまうのを防ぐ、という目的でもしアレンが殺されたのだとすれば、当然次の社長であるラグランドも狙われるはずだ。アレンが殺されて10日ほど経っている今、ラグランドがのうのうとしているということは、ラグランドは怪しいってことにならないか?
↑と、この段階でこう推理した。まだまだ文章は続いているので先を読む。
するとキオーが退出した。チャンスとばかりにラグランドの机の引き出しを盗み見る。悪い奴だなぁウィギンズ。中にはラドフォード・ジョーンズ商会からの送り状があり、87年9月に買ったもの?について今月10日に「仕立代・支払済」の判が押されている。随分前に買ったものを、アレンが死んだ翌日に支払い終了している、というのがちょっと気になるが、ラドフォード・ジョーンズ商会にわざわざ出向いて確かめるほどのもんでもないだろう。なんせ捜査地点は少ない方がいいのだ。
更に先を読みすすめる。特別計画について詳しいリチャード・キャンプとかいう奴を紹介してくれるらしい…というところでまたまたキオー退出。またもやキャンプの部屋を調べるチャンス到来。
机上には書類等の他に黒髪女性の写真が。背景には見覚えのあるような二つの四角い尖塔を持つ大聖堂が…とある。この本を原書で読んでる奴らにはこれだけでピンと来るのかもしれないがあいにくオイラは日本人だ。イギリスの建物なんかビッグベンくらいしか知らねぇぞ。ちくしょう。
キャンプも同じく不在だった。というところで 12SE での調査はおしまい。さて、これからどうしよう。とりあえず「特別計画」とやらが何のことなのかわかってないと話が見えてこないから、計画に詳しいというキャンプにはやはり直接会いにいくべきだろう。住所録を調べて→ 23NW ヘ
(突っ込まれないうちに書いておきますが、今回も重大な書き写し間違いをしております。わざとです)
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