2008年11月05日

生命復活

 どっかの詐欺師の逮捕なんてメじゃないくらいにすげーニュースです。なんと、死後16年間凍結保存したマウスからクローンを作ることに成功したそうです。

 クローンマウス 凍結保存の死滅細胞で…世界初の生命復活(Yahoo!ニュース/毎日新聞)


 手塚治虫氏の『火の鳥』生命編(だったかな)なんかを読んでしまうとクローン技術というものに嫌悪感と恐怖心を抱かずにはいられないのですが、丁度同じ今日この日にブラックジャックが狂言作品として舞台化というニュース(ソース元同上)があったのも不思議な巡り合わせですねぇ。

 ただ、この技術を使えばいよいよマンモス、引いては恐竜の復活が実現されるということになりそうです。私はどちらかといえば反対ですけどねー。先に述べたクローンへの嫌悪もそうですが、方法はどうあれやっぱりホントにホンモノが復活しちゃうってのは、推理小説のラストを先に見ちゃうような…いや、大長編の推理小説を読み終わっちゃうような淋しさですかね、また一つ永遠の謎だったものが解体されてしまって、もう二度とあのワクワク感は戻らないのかと思うと、やっぱり研究者があーだこーだ持論を展開する現状が一番楽しいんじゃないかというのが一つ。
 もう一つは、もはや今の地球はマンモスや恐竜が(のうのうと)住めるような場所ではないこと。これだけ人間が増えていながらあんなデカイ生き物まで再生してどうするんだと。で、結局研究のために蘇生させられ、そしてまた殺され解剖されるのでしょうから「そっとしといてやれよ…」と思わなくもない。でも学者とか研究者というのは「目の前にそれが実現できる技術があったら使わずにはおられない」イキモノなわけで、なんだかんだ反対意見がありながらもクローンだってやっぱりやっちゃったし、「マンモスが再生できる!」なら「じゃあやっちゃえ!」となるでしょう。実際それではるか太古の世界のことが解明され大いにその分野の学問が発展することはするのですし、「世の中には知らない方がいいことがある」という月並みなセリフに飽き足らず「それでもなお私は知りたいのだッ」というのが学者のサガですから、遠からずマンモスも恐竜も復活を遂げることでしょう。願わくば、広大な土地・設備を持つ先進大国が彼らを管理できるテーマパーク等を作って運営し、復活した生命を無駄に散らさないことを願わずにはいられません。

(まぁ民間の手に渡ることはありえなさそうなのでテーマパークは無理としても、生き返らせたら即座に殺して解剖ってのはなんだかなぁ…と。いらぬ心配をしなくても、どうせ生態を調べないといけないので即座に解剖ってのはないかもしれませんが、何にせよせめて寿命は全うさせてあげたいですね…)



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posted by SeireiK at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アカデミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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