b {font-weight: bold }
の一行を書くだけならたいした手間でもないかと思ったのだけどこれがまた…
うぉおおおCSSが反映されねぇ〜〜〜。
っていうか、(Opera9.6の場合)デフォルトでCSSファイルの指定先が"/Applications/Opera.app/Contents/Resources/Styles/user.css"になっているんですけど、「パッケージの内容を表示」で見てみると、Stylesの中にuser.cssなんて無いんですよ。Userフォルダはあるけど。で、Userフォルダを覗いてもuser.cssは無し。そんなわけで自分でテキストエディットでuser.cssを作って↑の一行を書いて(もう一行「@charset "utf-8";」も書いたけど)、放り込んだんだけどダメ。っていうか流石にこの二行だけじゃやっぱダメなんかしらん。
でもって、このパス以外にCSSファイルを保存している場所がMac版Operaにはもう一箇所あって、それが"/Users/(ユーザー名)/Library/Preferences/Opera Preferences/Styles/user/"ってとこ。ここに自分で作ったファイルをぶちこんでやってOperaを再起動すると、メニューバーの「表示→スタイル」の一覧にそのファイル名が追加される。でもここから変えても変化無し。因みにこの中のファイル、例えば「accessibility.css」を複製してファイル名だけ変えて再起動してやると「表示→スタイル」の欄に「アクセシビリティレイアウト」が二つ出来る(当たり前といえば当たり前だが)。

このファイルの中身をKEdit等で開いて見てみると、上の方に
@charset "utf-8";
/* Name: 1490680842
Accessibility layout
Copyright 2006 Opera Software */
と書かれている。試しにName以下を削って再起動してやると当然上記(画像)の部分は「アクセシビリティレイアウト」ではなくファイル名が表示されるのだが、なんと他の部分は全く同一であるにもかかわらずスタイルシートの変更が効かなくなる(中身が全く同じであればファイル名が違っていても「アクセシビリティレイアウト」のスタイルは適用される)。そんでもって、ファイル名が「accessibility.css」なのに「表示→スタイル」欄で「アクセシビリティレイアウト」と表示されるということは、上の「Name: 1490680842」の部分、つまり"「1490680842」という数字を「アクセシビリティレイアウト」に読み替えなさい"と指示している大本のファイルがどこかにあるっちゅうことである…が、それが何なのかは不明。う〜ん、こういう時OSがTigerならスポットライトで「アクセシビリティレイアウト」と書かれているファイルをがぁ〜〜っと検索できてしまうのになぁ。
とにかく、この名前の部分を削っただけでCSSの適用も出来なくなるということは、これを読み込んでいる大本のファイルがCSSの適用に密接に絡んでいるのだろうと見当をつけた段階でもう疲れたので今日はここまで。
…で、ふと思い立ってうちのサイトを確認してみたところ、

うぎゃ〜ん、ここも反映されてねぇ〜。(BBSとかTOPとかの部分)
この芸館のテンプレートは(私がタグ手打ちでいい加減に作った本国とは違って)nekoさん渾身の力作であり、基本的にHTML4.01とW3Cにほぼ完全に準拠している(なぜ「ほぼ」なのかというと私がごちゃごちゃと適当な弄り方をしているから)。つまり、bタグでの太字指定は行っておらず、レイアウトは全てCSSによるものである。ユーザースタイルシートを使わずに作成者モードで見てもやっぱり太字強調が太字にならんということはつまり…
そもそもOperaは {font-weight: bold } そのものが効かないってことなんだろうか????? う〜んわからん。
Windows用ならユーザースタイルシートの情報とか色々見つかるんですけどね…ただでさえMacな上に、MacでわざわざOperaを使ってる人なんてあんましいないから調べるのも至難でござんす…

<追記>
上記は一応全て「自分用の覚え書き」として載せてあります。同じことを試される方はくれぐれも自己責任でお願いします。
<追記2>
Operaでもbタグや {font-weight: bold }は認識され、太字になるそうです(edvacfさんよりコメント頂きました。ありがとうございました)。
【関連する記事】
/Users/ユーザー名/Library/Preferences/Opera Preferences/Styles/user/
というフォルダ内に好きなCSSを入れてOperaを再起動すれば、「スタイル」という選択肢の中に今入れたCSSのファイル名が追加されます。
ヘッダーのコメント内で「Name: ほにゃらら」と書いたら名前が反映されます。数字を書いた場合に置換される文字列は
/Applications/Opera.app/Contents/Resources/ja.lproj/ja.lng
で見つかります。
単独ドメインに適用させたい場合はもっと簡単で、ページ内で右クリック→サイトごとの設定を編集→表示設定へ行けばわかると思います。
お調べになりたいのでしたらこのあたりを参考に。
http://d.hatena.ne.jp/edvakf/20080706
もし素のHTMLに b タグで書いてみても太字にならないならフォント設定を見直すことをおすすめします。
Operaはbタグもfont-weight:boldもちゃんと認識して太字になる、と教えて頂いただけでもかなり希望が持てました。元よりbタグが太字になりさえすれば、私の場合ユーザーSSを使う必要性は無いんですが、おっしゃるとおりの「素のHTML」、
<html>
<b>あ〜</b>
</html>
とだけ書いたHTMLを開いてみても、bタグが反映されないんです。因みにこのHTMLを開いた状態で「表示→スタイル」で「アクセシビリティレイアウト」を選択すると「あ」は変化がなく「〜」は太字になります。
フォント設定は
https://seireik.up.seesaa.net/image/Opera7.jpg
です。文字化けしている「EqEA〜Pro W3」は23日のログに書いてあるとおり「ヒラギノ角ゴPro」だと見当をつけて選択しております(上の画像では一時的に通常フォントをOsakaに変えてあります)。h1~h6はヒラギノ角ゴのW6を選択、ウエイトを「太字」にしてあります。
「各言語の表示」の文字別フォントではカタカナひらがな漢字全てヒラギノ各ゴPro W3を選択しています。
…が、書いていて前から気になっていたことを思い出しました。この設定画面で等幅フォントの指定が一切出来ないのです。
https://seireik.up.seesaa.net/image/Opera8.jpg
もしかするとこれが原因かもしれません。とりあえずCSSの適用云々よりもうちょっとフォント設定を模索してみます。
それからご紹介頂いた参考リンクの話で、分類の一番目(「基本ユーザCSS」)の意義は、色盲等視覚障害のある方や、全盲ではないけれど「よみあげ機能」等を併用してブラウジングされているような方に有効、ということなのかなぁ?と私は思いました。
(edvackさんのおっしゃる「意義」が「それを使うことの意義」ではなく全然別の意味(啓蒙の意義とか)だったり、「自分にとっての意義」という意味のことでしたら済みません)
「〜」は波線(〜 ←の大きいやつ)に置き換えて読んで下さい。