2009年02月13日

『黒猫館の殺人』読了(9日の分)

 先日の本はコイツでした。綾辻行人の黒猫館。

黒猫館の殺人 (講談社文庫)黒猫館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 1996-06
売り上げランキング : 31958

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




 以下もの凄くちょっぴりネタバレ。一切の予備知識無しに今後この作品を読みたい(読むつもり)という方はご注意ください。














 結論から言うと…イマイチ面白くなかった〜〜〜。後書きを立ち読みしてかなり期待して読んだんですが、張りまくられた伏線の、一番最初のヤツに物語開始早々に気がついてしまったせいでかなり面白みが半減しました。まぁ『殺人鬼』を事前に読んでいたせいであの手の伏線に気がつきやすくなっていたのかもしれませんが、ちょっと残念。後書きではこの作品が「(巨人の星の)消える魔球」に例えられているのですが、消える魔球の「80%の謎」と残り20%の謎に該当する部分の、残り20%の方に先に気がついちゃったわけですよ。で、80%に該当する方も読んでるうちに「まぁ多分こういうことなんだろうな」と気がついちゃいましたし。ただ、作品の骨子は大体わかってしまったものの、作品の中でかなり蛇足的に書かれている「密室殺人」のトリックだけはわかりませんでした。よく考えればあれもすぐにわかったはずなのですが、わからなかったのはわれながらちょっと情けないですねぇ。とにかく、これまでに読んだ綾辻作品のうち、私の中で最もつまらなかった作品です。一番面白かったのはやっぱり人形館ですねぇ。館シリーズの初期作品(前世紀中に出たもの)に関しては、これで読んでないのは時計館だけになりました。十角館や人形館並のどんでん返しが時計館にもあることを期待。
posted by SeireiK at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック