2009年05月27日

せどり(25日の分)

 大抵の一般家庭用の本棚には前後二冊分の厚みがあるわけですが、ふっと「あれ?本棚のこの部分の後ろ側って何入れてたっけ」と思って確認して見つけました。都築道夫氏の『死体置場(モルグ)の舞踏会』。全然記憶になかったんですが、調べてみたらやっぱりちゃんと読んでました(苦笑)。で、パラパラッと見ていて「せどり」という言葉を発見。「背取り」というのは以前どこかで目にして確認した言葉で、意味は一言で言うと「古本ころがし」(笑)。目の利かない本屋(あるいはブックオフ等一律100円とかで文庫売っちゃう店)にある安い本を、目の効く本屋やネットオークション等で高く売って利ざやを稼ぐことを言うんですが、「本屋で、並んでいる背表紙をば〜っと見て買う」ところから「背取り」というらしい…と、その時は「ふーんそうなんだ」と思ったんですが、都築道夫の小説では「競取り」という字が当てられていました。都筑氏と言えば究極に細部にこだわる人として知られているらしく、「タロットカードじゃなくてタロー・カード」とか「ほんじょふかがわじゃなくて、ほんじょうふかがわ」とか、細かいらしいんですよそういうとこ。なので担当の人は誤植のチェックを徹底的にする(させられる?)んだとか。そんな方の小説に出てきたとなると、これは「競取り」が正しいんだろうなぁ。

 …と言うことを書くつもりだったんですが、ちょっと調べてみたらWikipediaでは「背取り」で載ってるみたいですね。知ったかぶらずにもうちょっとちゃんと調べてから書かないとなー(でも調べてるとそのうちめんどくさくなって記事のネタにしないしな)。
posted by SeireiK at 01:43| Comment(0) | TrackBack(1) | アカデミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

ネットオークション
Excerpt: せどり(25日の分) ... 目の利かない本屋(あるいはブックオフ等一律100...
Weblog: はるなの出来事
Tracked: 2009-05-27 20:13