2009年06月12日

大魔神

 (8日更新分)

 この前たまたまBSで『大魔神』がやってるのを見つけて録画しといたんですが、いや〜素晴らしかったです。見た目だけは知ってるものの、内容一切知らなかったんですよね。腕を上げると顔が変わるとか、やたら短足(に見える)とか、そのくらいしか(笑)。出て来る役者さんもみんな知らない方ばかりで(笑)非常に新鮮でした。小笹(こざさ)役の高田美和さん(←後で名前調べた)が美しかったです。



 以下ネタバレ











 内容はこれでもかというほどの勧善懲悪モノで、あまりのお約束っぷりに苦笑してしまうくらいでしたが、ストーリー展開そのものは割と意外性に富んでいて先が読めませんでした(大筋はともかく細かいとこで)。「神様の像の中に、(悪い)魔人が封じ込められている」という設定は、見終わった後で色々と考えさせられるのもよかったですね。突っ込みがいがあるというか、懐が深い。高田美和さんが神像に「御願いしますぅ〜」とすがった後で封印が解けて魔人が目覚めるんですけど、あれは別に小笹の願いが通じたんじゃなくて、単に額にタガネ打ち込まれたせいで神(神像)の押さえが効かなくなって中の魔人が目覚めちゃっただけだよな? 御祈りしたタイミングがよかったんだよな?とか。…じゃあ神様やってることお願いと反対じゃん。それからクライマックスで小笹が魔人に踏みつぶされなかったのはあのお守り(?)持ってたからであって、「何故か魔人が美女に弱い」というご都合主義ではないんですね、たぶん。「あぁこれ持ってたから助かったんだわ」みたいな描写が一切無いんで非常に「なんでやねん」と突っ込みたくなるご都合主義に感じるんですが、私はアレはお守りのせいだと思ってます。で、神の封印が復活した、と。何気なく見てると「小笹が祈る→祈りに応えて大魔神復活→祈りに応えて大暴れ→そろそろやめてと頼む→魔人退散」みたいに思えちゃうんですけど、そうではなくて、神の封印が解けた魔人が勝手に暴れてただけなんですよねアレは。やたら善人の望む通りに動いてくれるので勘違いしてしまいますが、本来魔人は善人の味方でも悪人の味方でもなく暴れてるだけ。…という前提がありつつ、都合良く悪人どもをばったばったと凪ぎ払っていくクライマックスはやはり壮観で胸がすきますねぇ。

 感心したのが、ちゃんと身長設定(?)のようなものがしっかりしてたこと。縮尺がいい加減じゃないんですね。魔神像は実はそれほど巨大じゃなくて、ガンダムよりちょっと小さいくらい(?)でしょうか。Vガンダムくらい?(笑) 合成シーン等で対人間比率が狂ったりしてなかったのが好印象でした。

 で、その「巨大ロボットに比べれば小さめ」な魔人の、圧倒的な巨大感と恐怖感! まるで巨神ゴーグのような無敵っぷり!(笑)が心地よく、でもコワイ。そういえばこの映画、血がほとんど見られないんですよね。「像から血が!」みたいなストーリーに絡むところは演出上どうしても見せなきゃいけないんですが、それ以外は、刀で切られても血しぶきとか出ません(笑)。にもかかわらずこの恐さ。血なんかなくても充分トラウマになります、子どもが見たら。昔の特撮技術でよくぞまぁ…というか、この時代の人達は「大きさと怖さ」の「見せ方」を熟知していたんだなぁと思います。逆に技術が人間を退化させるというか、まぁ私は特に映画通でもないし最近の映画は全然知りませんが、最近の特撮映画でこれに匹敵する程怖くて面白くてすかっとするものってあるのかなぁとちょっと疑問にすら感じました。

 17日放送の「大魔神怒る」も楽しみですわーい(嬉しい顔)


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posted by SeireiK at 03:55| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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