2009年07月31日

『死の舞踏』の符割

 以前ちらっと書きましたが、詳しく解説。

 まぁ後期の聖飢魔IIに詳しい方、ミサに足繁く通った方々には「ああアレね」って曲(フレーズ)なんですが、ご存じない方はコチラを↓。



 (このリフだけならただのリズム譜(符)だから著作権侵害には当たらないかと。確認してないけどKeyも多分違うし)

 パッと聞いただけでは凄く複雑そうに聞こえるこのリフ。もうね、大好きなんですよ、こういう休符を巧みに利用した、「実は簡単なんだけどやたら難しそうに聞こえるフレーズ」って(爆)。いや、ポリリズムでも変拍子でもなくただ4/4を刻んでいるだけなので実際かなり簡単なんですねコレ(スリップビート…に近いのかなぁ)。一度符割りを頭と体で覚えてしまえば何の苦もなく弾けるリフです。ただコレ、聖飢魔IIが解散するまではミサでしか聞けなかったインスト曲のリフでして、しかもこのリフに上乗せのメロがかぶってくるのでライブ会場で初見(ってか初聴)でパッと聞いてすぐ符割りを理解してその場で覚えるってのは至難の業だった、という…。因みに現在では、『メフィストフェレスの陰謀』のライブCDやDVDに「死の舞踏」として収められていますのでその気になればコピーは出来ますが、当時はその場で理解しようにも符割りを数えているだけで頭が混乱してきて、数えている間に曲が終わってしまう、という感じでした(会場だとエコーかかってるのでますますよくわからんし)。

 で、その符割りですが、↑の音源を作った時のGarageBandの画面を見れば一目瞭然↓。

butou.jpg

 もの凄く単純にいえば「3・4・6・6・3・3」で一巡するわけですがそれぞれの間に入る休符の数(長さ)が違ってくるので、ここはやはり音楽の授業っぽく四つに区切って「タタタン・タタタタ」とやるほうがよいでしょう(笑)。
 この最初の「タタタン・タタタタ」、つまり3+4の七がある意味キモですね。締めが3+3で最初と変化をつけてあるので、3+3から前に戻って3+4になる時にちょっと頭が混乱するんですね。で、混乱してる間に6・6と続いていってしまうので余計混乱する、と。

 「タタタん」「タタタタ」「んタタタ」「タタタん」
 「んタタタ」「タタタん」「タタタん」「タタタん」

 更に分かりやすいように「ん(休符)」はひらがなで表記(笑)。「6」の部分は要するに8拍の最初と最後が休符になっている「んタタタ」「タタタん」ですが、それが二回続くので6と6の間は休符が二つ入ります。ギターで弾く場合オルタネイトでちゃんと空ピッキング出来ないとリズムを乱しますので、オルタネイトが苦手な人にはやや難しいフレーズと言えるでしょう(ま、聖飢魔IIコピーしてるような人であればファイヤーアフターファイヤーのイントロフレーズとかやってるでしょうから、あれが弾けるなら楽勝です)。

 こういったフレーズは先にも述べたとおりパッと聞いた時にやたら難しそうに聞こえますが、マスターするのは割と楽なのでバンドでやると「バンドメンバーだけがそのカギを知っているちょっとしたマル秘フレーズ」っぽくなります(笑)。こーいうフレーズは一人で弾くより大人数でピタっと合わせてこそカッコ良く聞こえますからね。「なんか凄い難しそうだけどあいつら全員あれを理解して間違えずに弾いてるのかー、すげぇー」的な(笑)。コピバンではなくオリジナルバンドの場合そのまんまパクるのはアレですが、あれこれと休符を弄って自分たちなりのリズムパターンを作って、自分たちなりのコードやメロディーを被せれば非常にライブ映えするオリジナル曲になるのではと思います。
(アニメ/漫画の「けいおん!」でバンドに目覚めたそこのキミ、さぁチャレンジだっ!(笑))
一応、どのように使われているかの例を↓(最初の一分くらい)。



(六分過ぎくらいから)

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posted by SeireiK at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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