2009年10月10日

第四回・MASQUERADE

いつも最新の流行で
友達と一緒に自分の色を見せ
クールに見せようと懸命に努力している
どんな様式(style)も言葉(words)も
それは仮面(mask)なのだということをお前は本当は知っている
お前が本当に感じるのはお前さ

夢を無視することは誰にでも出来る
プライドを投げ捨てて
内面にあるもの(what's inside)を遠ざける
耐え、真実たらんとすること(to stand up and be true)は容易ではない
わかっていること(what you know)に忠実なのは正しい(right)
お前は絶対大丈夫なんかにはなれない

マスカレード、正直さを装うな
いちかばちか、やって取り戻せ(renew)、お前の信念がお前の鍵だ

マスカレード、自分自身たれ、あるがままに
お前の真実(sincerity)に出会えば(face)お前は決して顔(face)を失うことはないだろう


いつも流行の言葉を使う
憎悪のうちに人を傷つけるあらゆる言葉
それらは人を恥じ入らせ、人の人生を奪い去る
流行の(トレンディーな)会話をして
ただ大人っぽく見られる
ちょっぴり賢い、確かにそうだ

愛を語る、幸せを語る
そして結局、空虚で虚しい
欲望を隠す、しかしそれは策略
詐欺師は賢いフリをする
彼らの自慢げな笑いは止まらない

マスカレード、正直さを装うな
いちかばちか、やって取り戻せ、お前の信念がお前の鍵だ

マスカレード、自分自身たれ、あるがままに
お前の中にある信念全てに向き合えば(face)お前は決して顔(face)を失うことはないだろう


夢を無視することは誰にでも出来る
プライドを投げ捨てて
内面にあるもの(what's inside)を遠ざける
耐え、真実たらんとすること(to stand up and be true)は容易ではない
わかっていること(what you know)に忠実なのは正しい(right)
お前は絶対大丈夫なんかにはなれない

マスカレード、正直さを装うな
いちかばちか、やって取り戻せ、お前の信念がお前の鍵だ

マスカレード、空想をひけらかせ(showing off your fantasy)
自由でさえも、見られるための単なるルールになりうる(can be only rules to be seen)

マスカレード、自分自身たれ、あるがままに
お前の中にある信念全てに向き合えば(face)お前は決して顔(face)を失うことはないだろう

仮面の下の真実の顔(Masqueraded face)


<訳出メモ>
colors には「(人の)本性、内面」の意味がある。color だけだと「 顔色、個性、外見、見せかけ」等。ここではあえて「色」と訳しておく。
show one's colors 「本当の色を見せる(直訳)」。転じて「正体を見せる、本性を現す、本音を吐く、ぼろを出す、実力を出す」ん〜? ここはむしろ「正体を隠す」という意味にならないと(原曲を考えると)変な気がするんだけどなぁ?
あ、「with」を誤訳していたので訂正。

Oneは「ヒト」でも「モノ」でもよさげだったので具体的な訳出を避けた日本語に。

(be)true to〜 「〜に忠実である」 この部分(True to what〜以下)ははっきり言ってよくわかりません…。苦し紛れな訳。

never ever 「何があっても、絶対に〜ない」

Masquerade はもちろん仮面舞踏会が第一義なのだけど、名詞では他に「見せかけ」がある。自動詞として「仮装する、ふりをする、なりすます」があるのでサビの部分を命令形で訳すのもアリかもしんまい。…とは思ったが無難にカタカナにしておいた(下手に訳すとdon't imitateと真逆の意味になっちゃうし)。

take a chance 「いちかばちかやってみる」

never lose face if you face の掛詞がカッコイイ!
lose face は「メンツを失う、顔をつぶされる、対面を汚す」の意味。ここでの「face」は「自分の内面」とか「本当の自分」とかそういったニュアンスを含むもので、それを「lose」することがない、という意味合いなはずなので訳しづらい。どうしようもないのでそのまま直訳で「顔を失う」とした。

There boasting laughter never ends 一応訳したもののよくわからん…。Thereもわからんし。素直に原曲の詞を思い出したらわかりました。「誇らしげ→自慢げ」に修正。あ、ThereじゃなくてTheirだったんですね、凡ミス。

最後の Masqueraded face は意訳。単に「マスカレーディッド・フェイス」とするのもつまらない気がしたので勢いでやってしまったが、参謀や閣下に見られたら怒られるかも…(汗)。


(訂正:「You'll never ever be alright」は「お前は絶対に大丈夫なんかじゃない」としておりましたが、willを訳し忘れておりましたので修正。「大丈夫なんかにはなれない(だろう)」はなんだかヘンテコな訳ですが、 alright に上手い訳語が見つからなかった上に原曲の「楽になれないさ」を無理に踏まえようとしたのでこんな風になってしまいました)


<曲に関して>
 この一曲のためだけにCD買った、と言っても過言ではない程期待していた「Luke+Jail」バージョンのマスカレード。今回の再録に関しては以前あーだこーだ書いてますが、これは「ACE不在に対するがっかり感」の表出であって「Luke+Jail」の組み合わせにケチつけてるわけではないんですよ。まぁ誤解を招くような書き方してるのが悪いんですが、ACE不在の聖飢魔IIを聖飢魔IIと呼ぶことへの違和感は私にとっては「ボーカルがデーモン小暮じゃない聖飢魔II」くらい承服しかねるものなので…。

 で、まぁそれはそれとして、「ルーク+ジェイル」の手になるマスカレード。この曲はスタジオ版以外にも割とライブ版の収録に恵まれているので色んなバージョンを楽しめるんですが、私が一番好きなアレンジはこの前の再集結での「ルーク+ジェイル」バージョンなのですよ。あのオサレーなマスカレードが、なんとも素敵なゴリゴリ―ンな曲になっちゃってまぁ! …っていうかこの曲弾くのにレスポール持って来るかぁ? と、ジェイル代官のその偉大なる感性に大いに感服つかまつった次第。なので今回あのゴリゴリバージョンがスタジオ録音!ってのはやっぱり嬉しかったですよ。
 音自体は、残念ながらあのライブ版のゴリっと感には劣るかなぁというところ。でもスタジオ録音だけにコーラスの凝り方が半端じゃないので満足度は高いです。


<訳詞について>
 何かのインタビューで、エース長官が以前「『デジタリアン・ラプソディ』の詞はちょっと細かく語り過ぎていて聞く側が想像する余地がない。その点『BRAND NEW SONG』くらいに想像の余地がある方が好き」というようなことをおっしゃっておられたんですね。ちょっと曖昧なニュアンスを醸している詞がいいのだと。
 で、今回の英語版なんですが、序文で書いた通り英詞ってのは日本語詞より単語数が多くなりがちなので訳す上でちょっと説明的になる傾向があるんですね。『Masquerade』や『BRAND NEW SONG』といった曲が英詞になると、エース長官の嫌いな「想像する余地のない」歌になってしまわないかという危惧が少なからずありました。
 ところがどっこい、英語になってもなお微妙なニュアンスを醸し出す、まさに絶妙の訳です。その分更に日本語に訳すのが大変ですが(涙)、詞・曲ともに全くスキの無い傑作になっておりまする。
posted by SeireiK at 00:32| Comment(0) | TrackBack(1) | 悪魔NATIVITY 勝手に日本語訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

SeireiKさんの悪魔NATIVITY日本語訳「MASQUERADE」
Excerpt: 4回目は「MASQUERADE」!! この曲の原曲は「MOVE」という教典に収め
Weblog: いとおかし
Tracked: 2009-10-29 00:05