2009年10月23日

フルアクションエルガイム・顔編1

<理想のエルガイム顔を目指して>
 エルガイムの顔はシンプルにして複雑怪奇、全くもってもの凄いデザインです。
ヘルメットとマスクの隙間が目になるわけなんですが、各々の形と配置バランスによって表情に無限のパターンが生じます。このキット(フルアクションエルガイム)のヘルメットは、ちょっと大きめではあるものの形状はかなりいいと思う(特に目元の切れ込み具合が好きな)ので、基本的にマスク部を弄り倒して好みのエルガイム顔に近づける方針で行きます。


<エルガイムのマスク>
 エルガイムのマスクは基本的にホームベース型の五角形。更に鼻の意匠として上辺部に五角の切り込みがあります。
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 この全体の五角形の各辺の長さ、それらが作り出す内角のバランスが各人各様(色んなイラストや立体物)で非常に様々で、作る(描く)人によってエルガイムの顔はコロコロ変わるのですが(両サイドの角がほとんどなく逆三角形型になっているものもあります)、最もポピュラーだと思われるのがホームベースを縦に伸ばしたような形です。私は頭が細長いエルガイムはあまり好きではないので「ほぼホームベース型」を念頭に入れて作ります。イメージソースはビデオ第一巻のジャケット絵。立体物ではホビージャパン誌(以下HJ)の連載及び別冊で有名な押切晃治氏製作の『究極のエルガイム』(以下究極版とか押切版)がかなり好みに近いのですが、やや縦に長い気がするのでもう少しコンパクトにする方向で。更に、各辺は正面から見た時に垂直(直角)で交わるのではなくV字を成すようにしてキリッとした感じにします。

Lkao2.jpg

 ↑これは大げさ。「微妙にV字」程度を目指す。あと、下部のアゴに当たる先端も単純に尖らせるか角度を付けて尖らせる(先端部で三角形を作る感じで、厳密に言うと全体が七角形)か、真一文字に横に切ってビシッと辺を出す(厳密に言うと全体が六角形)かという三パターンがありますが、設定画の「ちょっと野暮ったい感じ」を狙って私は真一文字にします。

Lkao3.jpg
 ↑まずはキットのマスク部を削いでしまいます。この状態ピエロが笑ってるみたいでちょっと面白い。

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 ↑隙間をポリパテで埋めて、前方に張り出すような感じでプラ板を暫定的に貼り付け。これはあくまで土台として、この上にパテを盛って修正していきます。

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 ↑光硬化パテをどさっと。手元の(机の)スタンドライトを消してから盛りつけ、盛りつけ終わったらライトを付けて直射させます。あっという間に固まるので作業が早い早い。

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 ↑ひたすら削る〜。おぉ、カッコ良くなって来たぞ(写真取り忘れましたがこの一歩前の状態がちょっといい感じでした)。まだかなり大きい感じですしシンメトリーも出てませんが完成時のイメージがこれで掴めたので、これをゲージにしてもう一度プラ板に置き換えます。このまま完全に形を出して仕上げてもいいんですが、塗装の際マスキングするのが大変だし別パーツにした方が何かと都合がいいので、クソ面倒くさくてもせっかく盛ったパテを削ぎ落としてプラ板に置き換えます。色が白い方がイメージ掴みやすいし。(因みに、削りこんでいったら下地のプラが白く透けて来て全体の外郭がどこにあるかわかりにくくなってしまったので、形状把握を分かりやすくするためパテ表面を鉛筆で塗りつぶしています。光硬化パテはそもそも少し半透明な感じですし、形が把握しづらいという点では大きく盛って削り出すという作業はやや不向きかもしれませんねぇ)

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 ↑削り込みを考慮して1mmプラ板を使用し、片側をゲージにしてシンメトリーを出しつつ多少大きめに切り出し。


Lkao8.jpg
 ぐはっ、鼻ヅラがデカ過ぎたっ!!! 中央で幅詰めして調節。大きめに切っといてよかったよ…。

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 ↑うむ、かなりいい感じ。あとはこれを少しずつ小さくしていって仕上げます。

 ここでマスクパーツのこれまでの変遷を。キットパーツと比べるとかなり大型化してますが、鼻ヅラは小さめです。
Lkao10.jpg
 ↑ではかなりホームベースな形ですが、ここから前述した「V字」を意識して小型化↓。

Lkao11.jpg

 まだ大きい気がするので更に小型化↓。下手に小さくしすぎると修正が面倒なのでマジックで当たりをとって少しずつ(でも写真だとマジックで塗ったとこほとんどわからねぇな)。
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 ↑まだでかいかな〜。もうちょっと小さく…。


Lkao13.jpg
 ↑耳を取り付けて様子見。おぉ、正にエルガイム顔!(あくまで私見ですが、釣り目過ぎるとHM(ヘビーメタル)というよりMH(モーターヘッド)っぽくなってしまいますので、HMはこのくらいの「微妙に柔和さが残ってる」くらいの感じがいいんではないかと)
 問題は、プラ版で作ったのでちょっと厚みに欠けることですねぇ。鼻が前方に出ていないと横から見た時に顔が薄っぺらく見えちゃうんですよね。

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 でもまぁ、とりあえずマスクの基本形状はこれで良しとします(後でまた表面にプラ板貼り足したりとかするかもですが)。

Lkao16.jpg
 ↑もう一度変遷写真。中央のパテパーツは作業中にどっか行っちゃってたんですがゴミ(プラの削りくず)の山から奇跡的に見つかりました(笑)。


 因みに、接続はこんな感じ↓。仮組みの繰り返しでスカスカになってきました…。もうちょっと考えようかな。
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Lkao18.jpg


 さて、今度はヘルメットです。頬当ての厚みが少なすぎる気がするのでちょっとだけ修正したいんですが、マスク部との兼ね合いで顔つきが変わる恐れがあるので弄るべきか思案中。「マスク以外のキットパーツに一切手を加えずにこの顔を作ったぞ」みたいな変な自負というかコダワリが無くも無いんですが、う〜ん(…あ、考えたら既にオデコの辺りをちょっと修正してたっけ)。

 (多分続く…)
posted by SeireiK at 02:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 模型製作記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おー、いい顔ですねー。
Posted by karukin at 2009年10月25日 22:17
おーーー、カルさんお久しぶり〜!!!
最近更新がなかったんで心配しとりましたよー。お元気でした?

マスクだけでもかなり好みの顔は作れるもんですね。
顔がビシッと決まってるとスタイル検討の仮組み時にもいちいちテンション上がりますわ(笑)。
Posted by SeireiK at 2009年10月27日 00:37
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