「週刊マイロボット」って奴が、よりにもよって、私が「われはロボット」を読んだ丁度その日(というか正確には次の日、つまり今日)に創刊号発売ですよ!!!(←まぁ宮城県では先行販売していたらしいんですけどもね) これはもう私が買わずに誰が買う!ってなもんですよ。これを買えっていう悪魔のお告げですよ。そんなわけで買ってきましたですよ、えぇ。でもって、まぁ色々とその紹介やら感想やらをしちゃいましょうと。
まず、高い(爆)。いや、創刊号は例によってサービス価格ですしコストパフォーマンスについてはまた改めて書きますが毎週1390円は私みたいな貧乏人には涙。とりあえず第五号までのリリーススケジュールは隔週みたいなのでありがたいですが(創刊号には毎週って書いてあるんですが多分こっちが間違いかと)。で、創刊号の中身に関して申しますと、まず付録としてDVDが付いてまいります。これがかなり凄い。どのくらい凄いって、見てると眠くなってきます(爆)。NHKの専門番組並の密度なんです、最新のロボット工学に関しての紹介が。しかもたっぷり90分ですよ。付属の冊子(というか本と考えるとこっちがメインなんだがそこは「ビッグワンガム」みたいなもんだし)の内容も非常に濃くて、昨日読み終えたばかりの「われはロボット」の話やアイザックアシモフの名前もあちこちに出てきますし、満腹感ありありです。創刊号はロボットのパーツを買うというよりむしろこんな濃いDVDを590円で買うということに意義がある気がします。それにしてもまさか体内に入れる医学用の超ミニロボがゴキ○リにヒントを得て作られていたとはショック…(トリビアの泉に投稿しちゃおうかしら)。
パーツに関してですが、創刊号には頭部の前面パーツがついてきます。頭はロボットの命ですから恥を忍んで書店に置いてある「週刊マイロボット」をとにかく全部(は流石に出来なかったけど…)チェックしましょう。銀色に塗られているためちょっとしたホコリがついていたりすると光の当たり方によってかなり目立ちます(パール系の塗装は難しいのよ…)。まぁ完全にホコリや汚れの付いていないものはおそらく無いんですが妥協出来るものを見つけましょう。いい位置にホコリや傷があれば逆にその子の個性とも言え余計に愛情が沸くかもしれませんし(ほくろと思えば良しみたいな)。で、その色についてですがこれは銀色塗装を剥がすと真っ白なプラスチックなんですよね。塗装を剥がしてパールホワイトとかもっと別の色に塗装し直して個性を出そうかなとかついモデラー魂が燃えたぎってきますが(苦笑)、今後発売されるパーツが(銀を剥がしたとき)全て似たような色や材質のプラスチックを使用しているかは分からないので今はまだとりあえずこのままにしておきますです。銀色ってこういうロボットのお約束的カラーなのでこれはこれで凄くいい感じですしね。
次にコストパフォーマンスについてですが、ワタシこの手の毎週パーツを買って組み立てる方式ってあまり好きじゃなかったんですよ。ラジコンカーなんか合計金額の割には出来上がるものがショボイ感じがして。まぁ雑誌がついてくるわけなのでその分の値段も考慮に入れれば妥当な金額なのかもしれませんが、実は結構安いものを凄く高い値段で買わされているかのような気がしてしまうわけです。ところがこのロボット君、付録のDVDとか見るとなんかもの凄いんですよ。冷静に(予定号数とされている)75号分のお値段を計算すると約10万円になるわけでして、普通なら「こんなもんに10万も出せるかぼけー」なんですが、「こんなもの凄いロボットなら完成品が売ってるとしても充分10万くらいしちゃいそうだ」という気持ちにさせられます。とは言えAIBO(アイボ)なんかはやっぱり買いたくてもちょっと買えないじゃないですか。これならまぁなんとか毎週(隔週)10万を積み立てていくつもりで行けるかな…? というのと、自分で少しずつ組み立てて行く楽しみが味わえるので、たとえパーツのコスト等を考えるとホントはもっとずっと安く上がるものだとしてもですね、AIBOみたいな完成体ロボットをポンと買ってしまうよりは私にはこの方がいいかなと。とはいえ何ぶんにも私のことなのでいつまで続くかわかりませんが(爆)。あ、そうそう更に25号まで買った人にはブルートゥースのUSBアダプターがタダでもらえたりしますし、メカ部分のことを考えるともしかするとコストパフォーマンスは凄くいいのかも…とも思えます。例えば制御チップなんかが付いて来る号は1390円では明らかに赤字、みたいなことも考えられますし。
問題点というか不満点は、今後の号で付属するというプログラミング対応ソフトが、まぁ予想はしてましたがWindowsXPと2000にしか対応していないこと。Macは無理でもせめてMeに対応してくれていれば…というところです(これに関しては「青林檎」の方に詳しく書きました)。それでも、他のPC接続系市販組立ロボットと違ってPCが無ければ何も出来ないということは無さそうなのが救いです。
いやはや、それにしてもこれはホントに夢が色々と膨らみます。動きが鈍くなってきたらより高くて高性能なモーターに変えてみたりとか色々とカスタマイズが考えられますし、一度全ての塗装を剥がして左半身と右半身を青と赤に塗り分けてキカイダーっぽくしちゃうとか(馬鹿)、パーツを透明プラスチックで複製して部分的にスケルトンにしてますますキカイダーっぽくしちゃうとか(大馬鹿)、あ、そうそうだってねだってね、このロボットの名前「ID-01」って言うんですよ? ゼロワンですよゼロワン! ゼロワンと言えばやっぱりほらキカイダ…(以下自粛)。なんてことをいいながらも一応名前だけは先に考えました(とにかくまず名前から入るのが私の流儀)。「われはロボット」に出て来るロボットにちなんで「ロビイ」という名前にしようか…いやいや全く同じではつまらんし…じゃあアイザック・アシモフに敬意を表して「アシモ」とか…いやこれどっかで聞いたな…う〜ん…(超電子バイオマンの)ジュウオウってのも安易すぎるしなぁ…(←安易というよりマニアックすぎ)
などと考えていて、改めてやっぱり「ロビイ」ってのはいい名前だよなぁ…と思ったとたんに閃きました。Macの名前は宝石のアクアマリンから取って「マリン」と命名したので、同じく宝石から「ルビイ」と名付けました。「ロビイ」に引っ掛けているのがポイントです。
いや、ほんとこれ面白い(面白そう)ですよ。ここを読んでる皆さん、一緒に作りません?(笑)
「週刊マイロボット」(公式サイト)
「ID-01製造日記」(TBさせて頂いた宮城県の方のブログ)
<お願い>
「マイロボット」を検索してこのブログにお越し下さった方で、実際マイロボットを製作してらっしゃる方へ。アンケート葉書に「Macにも対応を希望」と書いて送ってくださると幸いです。よろしくお願いします。
大人の科学10 弓曳童子

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いやホント、10万はキツイですね。
友人もカナリ興味を持ったんですが、値段が決め手になり、諦めました。
まぁ分割払いだから、なんとか払えますけど…。
完成まで お互い 頑張りましょう!
ほんとほんと、10万というか一回の単価が高いですよねぇ。
途中で挫折する可能性は高いですが^^;、お互い頑張りましょう。
出来た時の喜びを胸に、今から4号買いに○○○いきま〜〜〜す!
がんばりましょう〜
毎週1,390円はキツイですよね。お金が減っていく音が聞こえるようです…。
2号まで買って、これからどうしようか思い悩んでいたのですが、ここに来て「やっぱり買おうかな!」と思いました!
私も最後までがんばりたいと思います!!
内容的に「これが1390円?」っていう号の時はホント凹みますよねぇ。1390円あるならこれとかこれとか買えちゃうしなー、っとか思っちゃって。
私も結局今のところまだ1号止まりで計画だけ練ってる状態なので、ここに来て刺激を受けたなんて言ってもらえると嬉しい反面なんだか罪悪感もあったりして…(汗)。でも途中で止める気は今のところ無いのでそのうちどかんと買い込んで追いつくつもりではいます^^;。がんばりましょー。