2010年04月21日

『夏のレプリカ』読了

 『幻惑の死と使徒』と対をなす本ということだったので、『幻惑〜』を手に入れるまでは読むまいと思っていたんですが、「犀川&萌絵」コンビにまた会いたくなって結局読んでしまいました。『幻惑〜』とは基本的に時間軸が同じというだけのことで、『幻惑〜』は『幻惑〜』で、こちらはこちらで別個に事件が展開されます(物語が構成されてます)ので、この本だけ単独で読んでもなんら差し支えはなさそうでしたし(ってかそうじゃなきゃ売れんわな)。

 感想はというと…中盤がかったるいですなぁ。まず、事件が凄く地味です。で、事件のあらましは最初の方でほとんど全て語られてしまいますので、物語の謎解きだけを楽しみたいというヒトは最初の方を読んだ後いきなり最後の方を読んでしまってもいいくらいです。

 で、たしかに中盤はかったるく、事件そのものも比較的地味なんですが、最後はかなり面白い。がつーーーーーんとやられました。いや、いくらなんでもこれはよめんわ。最後まで読んだ後でもう一度最初からじっくり読み返して細部の記述を確認したくなる、そういう系統のミステリですね。


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posted by SeireiK at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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