2011年01月12日

『13階段』読了

 も、もの凄い本だった…。

 ミステリとして単純にめっちゃくちゃ面白かった、とまず言っておいて…

 いやー重い!タイトルからして重さを感じさせるが中身はやはり重い(笑)。「死刑制度」がテーマとしてあるので頭から終わりまでとことん「死刑」について考えさせられます。私はというと一応死刑制度支持者ですが、そんな私でもこの小説に出て来るような冤罪のことを考えると死刑制度反対論者の立場に立ちたくなりますし、とにかく色々と考えさせられます。そういった意味でこれは全日本人に読ませたい、全日本人必読の書であると言えます(もちろん日本語を解するのであれば外国人にもぜひお読み頂きたい)。

 で、もう一度言いますが、ミステリとして単純にお・も・し・ろ・い!ラストは二転三転。「な、なんだってーーーー!」の連続です。凄い、とにかく凄い。読んで損無し!大満足の一冊でした。

 
 因みに乱歩賞受賞作です。その年の乱歩賞は全く意見が割れることなく満場一致でこの作品に決定したとのこと。さもありなんという感じです。
 Amazonのレビューではラスト、読後感についてやや批判的な意見が見受けられますが、私はこの重い作品のラストとしてはふさわしい、これでいいんじゃないかなあと思います。


13階段 (講談社文庫)13階段 (講談社文庫)
高野 和明

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posted by SeireiK at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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