敬愛する麻理さんの「今日の100文字」で知った愛書家の世界(ほぼ日刊イトイ新聞)。私も「本の中身じゃなく外」をも愛する人だが、これはもう世界が違う。「齢3歳にして心朽ちましたので」とか、凄すぎる(笑)。
とてもステキだと思ったのが、「(愛書家用の本は)繋げていくべきもの」「わたしのところに回ってきたけど、今は仮に置いてあるだけ」という荒俣センセーのお言葉。死んだら火葬場で焼いてくれ、なんてことはあるまじき行為であると。これは凄くわかる。私も、特にゲームブック蔵書とウォーロックはそんな思いで保管している。いつかしかるべき誰かの手に渡したいものだと思う。
電子書籍の「自炊」が流行りだが、少なくとも「本」そのものを愛する愛書家がいる限り紙の本は無くならない(もちろん数は減って行くだろうけど)。
2011年02月18日
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