いや、やらなくてもいいんですが、以前「パールホワイトで作りたい」と言った手前、ね。それに、創刊号に載っている白い I-Droid のカッコ良さが目に焼き付いているのでやっぱりやりたいんですよ、エルガイムやキュベレイのような、白銀の ID-01 って奴を。
ってなわけでシコシコとヤスリがけ。作業効率化のため家にある中で一番番手の大きかった100番(木工用? 紙の色は茶色)でヤスってみる…意外と塗膜が厚い。クリア層が分厚く塗られているせいかなかなか下地が出て来ない。
これでは時間がかかり過ぎて仕方が無い、と思いペイントリムーバー等薬品に頼ることを考えて色々調べていたら、「ポリカーボネート塗料を剥がすにはリターダーマイルドがなかなか使える」という情報を得る。リターダーなら持ってるから金使わずに済む!が、そもそもポリカ塗料で塗られてるわけじゃないから効果あるのかなぁ…ま、そもそもプラに塗装する時に使うものだからプラを痛める心配はそれほどあるまい! …ということでヤスリに少しリターダーをつけて擦る、ということをやってみる。
…効果があるようなないような。そもそもリターダー使うくらいなら素直にシンナー使えばいいんじゃね?とか思いつつ、顔の前面全ての塗装を落とすことにようよう成功。
ここで100番が無くなったので、タミヤフィニッシングペーパーの180番に切り替える。
当然更に作業効率が落ちるかと思いきや、お、おぉ?
なんと、茶色100番より塗装がガシガシ削れる!流石タミヤ!
薬品等を使った方がもっと効率がよく指も痛めないのは間違いないが、これまでよりはるかに能率がアップしてしまったので塗装剥がしは全部180番に頼る事にした。
180番で「クリア層・銀色層・サーフェーサー層」を全て削り落として下地を出したら、次は傷だらけのプラ地を処理していく。プラモデルをよく作る(そしてよく改造する)人にとってはお馴染みの作業。
3Mの240番、320番、そして400番で仕上げ。3Mの400番はタミヤの600番辺りに相当する細かさらしい。この後の塗料(あるいはサフ)の乗り具合を高めるためにペーパー処理はここまで。ボディはデカイので流石に無理だが、顔のパーツは自慢の超音波洗浄機で洗う(しかし顔後部のマイク部分にある細かい穴に入り込んだ削り粉は超音波洗浄機でも落とせなかった。少し超音波洗浄機を過信しすぎていたかも。これからは気をつけねば)。


ざっとヤスるとヒケが結構ある。クリアを厚吹きしてあるのであまり気にならないけど「ヒケ処理しないと気が済まない」モデラー体質の人には気になる(笑)。

せっかく綺麗に印刷されている ON OFF 、ここだけマスキングして残そうかとも思ったけど将来的に電源周りも加工する可能性があるので思いきって削り落としました。
<追記>
表面処理工程や使うヤスリの番手に関してもっと詳細に記載している方を見つけました。私はここまで丁寧な仕事はやっておりません。
俺☆ログ ロボット4(塗装編)
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