2007年02月04日

技の一号・力の二号

 久々に仮面ライダーについて、一般の人には激しくどうでもいい蘊蓄(うんちく)をたらたらと。

 仮面ライダー一号二号について、「技の一号」「力の二号」と形容されることがあるのはまぁちょっと詳しい人ならよく知っていることだと思う。しかし、映画「仮面ライダーTHE FIRST」においては一号と二号の戦闘スタイルが逆転したために「力の一号・技の二号」という言い方がなされていたらしい(「らしい」というのは恥ずかしながらまだ未見だからである)。

 参考:仮面ライダーTHE FIRST Wikipedia (http://ja.wikipedia.org/wiki/仮面ライダー_THE_FIRST)

 これに関して一部マニアな人からは批判があるようで、私も「THE FIRST」公開時に見ていたらおそらくこのブログで「なんで技の一号力の二号じゃねーんだよ!」と不満をぶちまけていたに違いない。…しかし、実は今日ちょっと、たまたま昔のライダー映像を(とあるところで:苦笑)見ちゃったんですね(何故かイキナリここから文体変更)。詳しいことはよくわからないのですが、おそらくストロンガー放映終了後くらいに放映されたスペシャル番組か何かだろうと思います。そこで立花のおやっさんがなんと、「力の一号・技の二号」としっかり語っているのです! 「力」と「技」でライダーを形容するということがもしこの時点から始まったとすれば、「THE FIRST」において「力の一号技の二号」という呼称になったことは改変ではなくむしろあるべき形に戻した、スタッフによる原点回帰的行為であったと言えます。であるとするならばここに批判を加えるべきではなく、ここでニヤリと笑える余裕と知識こそが真のライダーマニア(笑)に求められるものであると言えるかもしれません。

 し・か・し、これは立花のおやっさんの発言を始点とすることで成り立つ話です。もしこの作品以前に「技の一号・力の二号」という呼称とそれが当時から人口に膾炙していたという事実が確認できたとすれば、今度はストロンガ―特番制作スタッフに対し批判を加えるべきところです。ここで改めて、じゃあ一体「技の一号・力の二号」という言い方はいつ頃生まれ、一般(すげぇ狭い一般だな)に定着することになったのでありましょうか???

 私自身について振り返ってみますと、私のリアルタイムライダー体験は「新・仮面ライダー(スカイライダー)」です。スカイライダーには作品後半からゲストライダーがよく出演しました。よって、「てれびくん」だの「テレビランド」「テレビマガジン」だのといった専門誌(笑)に他のライダーの紹介が載ることが多く、それによって(当時その活躍をナマで見ていなかったはずの)他のライダーの知識を得ていたのだと思われます。とにかく気がついたら「技の一号力の二号」が刷り込まれておりましたので、一体いつどこでこの認識が脳内に定着したのか定かではありませんが、おそらくは「テレビランド」の情報でしょう。そして「気がついたら刷り込まれてた」という人はワタシ以外にもきっと多いはずです。

 歌の歌詞か何かで出てきたのかな?と思ってちょっと調べてみました。「技」「力」がセットで出て来るライダーの歌で(私の知る限り&調べたところでは)最も古いのはV3の主題歌です。主題歌ではないV3の歌にも出てきますが、よーするにV3の頃です。ここでは「技と力」ではなく「力と技の(風車)」と歌われています。メロディに上手く乗せる都合もあるでしょうからもちろんこれだけでは言い切れませんが、主題歌ともう一曲、二曲において「力と技」という順序で歌詞が書かれていたことは注目していい点であろうと思います。

 また、「仮面ライダー」本編において、旧一号はワンクール13話しか登場していないからということもありますが、旧二号は確かに技の数が多い気がします。第四クールの新一号編で一号がどの程度の数の技を繰り出したかについては…って、ここまで書いて気がついたんですがこーいう検証にぴったりのデータ本持ってるんじゃんワタシ! というわけで、ハイ、「仮面ライダー大図鑑1・2(バンダイ)」を見てみます。

 技名は流石に略しますが(笑)、旧一号は9種類、旧二号は10種類ですね(重複含む)。あれ? 二号はワンクール分多いのに技数は対して変わりありません。そして新一号なんですが、なんと「大図鑑2」ではこの技の紹介ページ(P120)に「48種もの戦術を具えたという技の一号」という記述がありましたっ! ただ出版が平成三年ですからこの設定がどの時点で出来たのかについてはやはり分かりません。で、新一号ですが、ええと…25ですね。新二号については特に目新しい技はなく(まぁ四クール以後はゲストライダー扱いですしね)ダブルライダーの連携技が多いという記述があるのみ。う〜ん、やっぱりこのデータからすると「技の一号・力の二号」の印象の方が、映像をリアルタイムで見ていた世代にとっては強いのかも。それと、本郷の方が器用そうで一文字の方がパワーがありそうっていう変身前のイメージも関係してそうです。

 ホントは「立花のおやっさんが力の一号って言ってたよおい!」っていうその発見と驚きを記事にしたかっただけなんですが、中途半端に検証しはじめたためになんだかとりとめのつかないことになってしまいました。「技の一号・力の二号」と言われ出したその原点は一体どこにあるのか、「THF FIRST」は原点回帰だったのかそれとも大胆なアレンジだったのか、どなたか識者の見解をお待ちしております。

仮面ライダー THE FIRST仮面ライダー THE FIRST
石ノ森章太郎 井上敏樹 特撮(映像)

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posted by SeireiK at 02:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 仮面ライダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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