2007年09月17日

最近読んだ本

蒲団・重右衛門の最後 (新潮文庫)蒲団・重右衛門の最後 (新潮文庫)
田山 花袋

新潮社 1952-03
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こゝろ (角川文庫)こゝろ (角川文庫)
夏目 漱石

角川書店 2004-05
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湖畔の人湖畔の人
源氏 鶏太

新潮社 1981-01
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 『蒲団』は初読。今読めばどうってことない「悶々とするおっさんの苦悩」の表現なんでしょうけど発表当時は相当画期的というか赤裸々でぶっ飛んだ作品だったことでしょう。個人的に色々と昔を思い出させられることがあって(苦笑)何気にかなり面白く読めました(いや、蒲団フェチだとか実際蒲団にくるまって寝たとかそーいうことじゃないっすよ! 心理描写の表現とかでね)。『重右衛門の最後』はイマイチでした。因みに「じゅうえもん」って読むんですねコレ。ずっと「しげえもん」だと思ってました。

 『こころ』は相当久しぶり。内容はかなり忘れていたので面白かったです。しかも漱石作品の中でも群を抜いて読みやすいので一気に読んでしまいました。

 『湖畔の人』は本棚にあった母親(所有)の本。上記の作品に比べるとコレはほんとに単純な、男女の「好いた惚れた別れたくっついた」的な軽い内容なんですが読みやすくて面白かったです。三角四角、最後には五角関係?という感じになるんですがだからといって全然ドロドロしてなくて。ただ、なんか人物がやたら急に心変わりするようなところがあって(特に緒方)ちょっと腑に落ちない感じがありましたが、基本的に出て来る人(主要キャラ)がみんな「いい人」に書かれていて気分良く読めます(主要キャラでない性格の悪い人たちは作者によって完全に「こいつらは性格の悪い嫌な奴ら」という書かれ方をされているので非常にわかりやすくすっきり)。エンディングがまたいい感じでありました。ちょっとだけ予想外というか、「このまま終わりかと思ったら…」みたいな。
posted by SeireiK at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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