2007年11月02日

飲酒運転の怖さ

 Old Friends(snappi)さんの「憂鬱」を読んで(なんか小学生の作文タイトルみたいだなこの書き出し…)。最初はコメントのつもりだったんですが長くなりそうだったのでトラックバックさせて頂くことにしました。

 もう10年ほど前になるかと思いますが、以前飲酒運転について実験検証したTV番組を見ました。まず数人(10人くらいだったかと)の被験者にお酒を飲んでもらって、酔いを醒ましてもらいます。時間にして二時間くらい。その後自動車教習所に移動しまして、そこで教習試験(?)みたいに車を走らせてもらいます。因みに実験は夜(の教習所)で行われました。また、(うろ覚えですが確か)「運転には日頃自信があるドライバーの方々」が被験者でした。で、結果はもちろんボロボロ。カーブはちゃんと曲がれない、縁石(って言うんだっけ?)には乗り上げる、突然出てきた歩行者(のダミー人形)に対処出来ずに跳ね飛ばす…これが実技試験だったら不合格間違い無しという状態。皆さん自分はすっかり酔いが醒めているという自覚があるので「あれ〜おっかしいなぁ〜?」を連発。

 その後医学的な説明があり、人間は酒を摂取してから大体二時間(一時間だったかも)くらいで、体内の血管(毛細血管)を通してアルコール分が体の隅々にまで行き渡る…んだったか、そのくらいの時間でアルコールが脳みそに行き渡るんだったか、まぁ細かいことは忘れましたが(汗)、とにかく「酔いはもう完全に醒めたはず、今の自分は素面(しらふ)」という意識になる、飲酒後一時間なり二時間なり経過した時の状態が実は一番「体は酔っている」「判断力が鈍っている」状態であって、この状態で運転するのは危険極まりないんだそうです。

 友達と一緒にドライブがてら居酒屋に行ってそこで初めに軽く(乾杯等で)お酒を飲んだ後、「運転があるから」と言うことで途中で飲むのを止め、完全に酔いが醒めた(であろう)頃にお会計、というパターンって結構あるんじゃないかと思うんですが、まさにこのパターンがヤバイわけですね。ただ、「飲んでから数時間経ってる時こそヤバイ」というこの事実はおそらくほとんどの人が知らないんじゃないかと思います。「オレは飲酒運転には充分気を使っているぞ」という人に、「飲んでから運転するまでにたっぷり二時間くらいは時間を空けているよ」という人が多いんじゃないかなと。問題は「飲んでから数時間経ってる時こそヤバイ」という事実が世間一般にあまり知られていないということで、いくら罰則を強化しても飲酒による事故が減らない原因はコレなんじゃないか、もっとマスコミや警察はこのことを強調してもいいんじゃないかなと思います。いくら「乗るなら(一滴も)飲むな」と言ってもこのことを知らなければ「一杯くらいすぐ醒めるし」と思って最初の乾杯くらいには付き合ってしまうでしょう。

 そういえば「車で来ているお客さんとわかっていて酒を出すと店の人も罰せられる」というような法律が出来たとかなんとかっていう話を最近見たか聞いたかした気がしますが、乾杯等の「最初の一杯」に参加していない人がちゃんと一人以上いるかどうか、お店の人も特に気をつけて頂きたいと思います(と言ってもお店の人はなかなかお客さんには注意しづらいでしょうけど…)。



 プチアカデミック情報。今まで知りませんでした(ちゃんと意識してませんでした)が、お酒の酔いが「さめる」の漢字は「冷める」でも「覚める」でもなく「醒める」なんですね。また一つ利口になりました。
posted by SeireiK at 00:18| Comment(2) | TrackBack(0) | アカデミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ボクは下戸なのでアルコール類はなくても生きていけるんですが・・(w

若かりし頃にビールを少し(350ml缶の半分くらい)飲んでバイクに乗ったことがありますが、バイクって車と違い、体でバランス取って乗るので・・・全然ヤバかったです。

それ以来、車であっても飲んで運転はしないです。と言いつつ・・
友人と飲みに行っても、まぁ最初の中ジョッキを半分も飲まずにあとはひたすらソフトドリンク。。
あぁ、これもダメだったんですねぇ、知らなかった。
ソフトドリンクをガブ飲みすれば中和されるかと。。

ここ数年は飲みに行くときには絶対に電車で車で行くことはありませんが・・・事故を起してからでは遅いので最低限のマナーとしてドライバーの方には気をつけてもらいたいですね。
Posted by うっき at 2007年11月02日 09:05
いやー私も筋金入りの下戸なもんでアルコールには嫌悪感しかありませんです^^;。

ソフトドリンクはともかく、烏龍茶でアルコール分が分解される気はなんとなくしますね…お付き合いの「とりあえずビール」を一口飲んで「うげ、まずっ、」となった後、追加注文でやって来る烏龍茶は至福の一杯です。でもこれにも医学的根拠があるのかないのかはわかりませんが…。

事故を起こしてからではもちろん遅いんですが、飲酒運転での事故=犯罪なのではなくて、前段階の「飲んで運転すること」自体が既に犯罪(違法行為)なんだということ、酔いが醒めたと思ってもまだ危険、ということはもっと強調しなきゃいけないと思います。自分の酔いは醒めていると思っている人は事故を起こす気も罪の意識も毛頭ないわけですから、罰則が強化されて仮に「飲酒運転での事故は問答無用で即絞首刑」ということになってもやはり事故はそれほど減らないんじゃないかという気がしちゃうんですよね。
Posted by SeireiK at 2007年11月02日 23:44
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック