You tubeでとんでもなく面白い動画を見つけてしまいました。私は普段はYou tube等の動画サイトの動画を自分のブログに貼ることはしないようにしているのですが(環境により読み込みが重くなる人がいそうなので)、今回はあえてその禁を破って紹介したいと思いますっ!
なんと、仮面ライダークウガの続編を自主制作された方がおられましたっ!
以下ネタバレになりますのでクウガを見た事がある人は先に↑を見ちゃって下さい。
もう、最初の主題歌から大爆笑です。いや、これですね、クウガ見た事無い人には単に床に置いた人形を写しただけの、しかもぶれぶれにぶれてるお粗末な映像に見えるはずなんですけど、クウガの主題歌見た事ある人にとっては「うわ〜〜〜〜、な、何をやりたいのかわかるぅ〜〜〜!」っていう映像なんですよ。このチープさがたまりません。馬鹿馬鹿しすぎ、くだらなさすぎです(とてもいい意味で)。
右手でカメラを持ち、左手のみを駆使しての戦闘シーンなんか圧巻です。エピソード2では定点カメラ+両手という技が使われるようになりましたが黒子に徹しきれてなくて茶色の手袋を使っていたり、クウガが倒れるシーンで左手を写さないようにカメラの位置を工夫していたり(するもののやっぱりちょっと写っていたり)、この間抜けさ加減がたまりません。もう最高です。
他にも、バイクにまたがる人形が無くて立ちポーズ状態でそのまま乗っていたりとかチープな演出炸裂なのですが、個人的に一番吹いた(そして唸った)のは敵アジトの背景に使われている「アーク引っ越しセンター」の段ボール。ひっくり返してあるので側面に描かれたキャラクターの絵が逆さになっていて、その部分のアップから段々カメラが引いて行くというのがお見事すぎ。キャラが逆さというところでなんとなく宙づり状態に見え、敵のアジトの「悪っぽさ」をそこはかとなく演出しています。ここまで狙ってやっているならホントもう天才の仕事です。
で、こんなにチープなのに見ているとなんとなく人形がちゃんと五代や一条さんに見え、彼らが喋ってるように思えて来るから不思議。多分BGMが無ければただのしょーもない人形劇なんですが、音楽の力って偉大だなぁと痛感。また、音楽だけでなく「本当の続編っぽい」脚本もポイント。びっくりドンキー(!)での五代と一条さんの再開シーンのセリフとか、真面目にクオリティ高いと思いますよ。しかもその感動的なシーンでも絵面(えづら)はチープさ炸裂(くどいけどいい意味で)。
…とベタ褒めしつつ実は私はまだエピソード2までしか見てないんですが(#)、現在エピソード3の後編までアップされている模様。毎週更新されるらしいのでゆっくり楽しみたいと思います。
#動画をのんびり見てる暇があったら早くロボダッチの制作進めないと(汗)…と思いつつ、ついつい見てしまいました。
2008年02月20日
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