2006年03月28日

TRPG版ファイティングファンタジー

 なのかな? 今日は書く事が浮かばないので一昨日の話。本屋さんで「運命の森」というタイトルとイカす表紙の本を見つけてビビりました。腰が抜けたというか、なんか腰砕けとか肩すかしとかそういう微妙な衝撃(笑)。最近のゲームブック事情には疎いものでこんなのが出てたなんて知りませんでした。

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2006年01月27日

とりあえずやってみたんですが…

 昨日の話。「運命の森」のリプレイ記事を書こうかなぁでも止めようかなぁと悩みつつ踏ん切りがどうにもつかないのでありますがとりあえず書くという前提でメモをとりながらやってみました。結果…

 初期能力値がやたら高かったおかげで(技術点運命点共にMAXというほとんど反則キャラ)、ゴールまではかなり楽勝でたどり着けたものの見事にクリアに必要なアイテムを取らずじまい。ちょっとだけ説明しておきますとですね、主人公である自分は行き倒れているドワーフのおっさんの頼みでドワーフ(の一種族)に代々つたわるハンマーを探しにいくわけなんです。まぁなんだ、重戦機エルガイムの第一話でダバがいきだおれのおっさんに100万ギーンの手形を渡されてアマンダラ・カマンダラのところへ届けに行くでしょ、あれと同じでやんす…ってこれで分かる人何人いるんだオイ。で、ハンマーは柄の部分とハンマー部分と別々にされちゃっててですね、ゴールに着くまでに両方を手に入れてないといけないわけなんですな。

 それにしても。あんまり内容を覚えていないとはいえ既読作品だったし意外と簡単だった記憶があるし、どんなに適当に進んだとしてもハンマーか柄のどっちか片方くらいは手に入りそうなもんですよ。そりゃもうモノの見事に「どっちも取れないルート」を奇麗に選んで進んでしまったようです。で、この本は装備品全てそのままでもう一度始めに戻ってやりなおせるようになっていて、そんなところも「この本は比較的クリアが楽」ってなことを言われる要因なわけですが、さぁ仕方ない初めに戻ろう…と思ったら戻る前になんといきなり襲われて矢が飛んで来るんですこれがまた。この矢を避けることができれば初めからやりなおせる、っていう…。で、装備も充実お金も充実で初めからやりなおす気満々だったんですがなんと運点だけがどーんと減っていたために矢を避けられずエンド…。

 これでもうなんだかすっかりやる気をなくしてしまいました…。また数日したらやると思いますがね。でもリプレイ書くのももうめんどっちくなった。毎日ゲームブック日記書いたり丁寧にリプレイ記事を書き起こす人、ホント尊敬します…。

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2006年01月25日

とまぁそんなわけで

 ひとしきり今後ぴたっとゲームブック関連の話題はしなくなる可能性があると断っておいた上で今のうちに書くとするならば(笑)。他のサイトやブログを見てしまうとどうしても自分でも「ゲームブックリプレイ」記事を書いてみたくなるんだよなぁ。で、ネタはどうしようと考えるわけです。先日掲示板から再読した昔の文章を改めて読み返してみると、過去の私には「駄作ゲームブックを紹介する」なんていう企画があったみたいなので(苦笑)、これを一つやってみようかなとも思うんですがやはり駄作は駄作。紹介の切り口も難しいし何より再読する気が起きないし(笑)、リプレイ記録を書くなんてもしかすると拷問かもしんまい。やっぱりよく出来たリプレイ記事ってのは面白いゲームブックだからこそ、というのがあったりもするんですね。いや、文才のある人なら何を題材にしてもいいんでしょうけど、私なんかが下手にリプレイ書き起こそうとしたら少しでも面白くなりそうなネタでないと正直しんどいんで。

 今のところやってみようかなと思うのはFFシリーズの「運命の森」あたりですかねぇ。「バルサスの要塞」の次巻にあたるシリーズ第三巻でまだ復刻もされていないのでやってる人がいなさそう、という点と、なかなかの秀作なのでリプレイが書きやすそうという点でちょっとよさげ。でもやっぱりなんだかんだ言って書かないか、書いても途中で止めることになりそうだな…あぁきまぐれなワタシ。

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2006年01月24日

再録してみました

 (たしか)2003年に始めたホームページですが、そのほとんどは掲示板で出来ていたんですね。なんでそのようなことをしたかというと、更新が楽な上にHTMLファイルや画像ファイルの節約にもなるので全体の容量が少なくて済むし(容量10Mしか無いサーバーとか借りてたもんなー)、自分が書いたことに対して気軽にコメント(レス)をつけてもらえるから。ところが、結局私の目指していた形はウェブログ形式でほぼまかなえてしまえるんですよね。その頃からブログやってればなーとも思いますがあの頃はHPというものを作ってみたかったし今程無料ブログサービスも充実してませんでしたしね。

 まぁそんなわけで、ずっと放置してるのも心苦しいので掲示板のログを整理して「うん、これは結構自分面白いこと書いてる」みたいな記事はこっちへ移してしまおうかなと思ってたわけなんですが、昨日ゲームブックのことを書いたのを機にとりあえず「わくラン」で書いたゲームブックのお話を移しておきました(しかもあの掲示板検索をはじきやがるし今や悪名急上昇中の会社の運営だから今後どうなるかわからないんで早めに手を打っておこうかと)。

 移したログは「今よみがえる伝説のアドベンチャー・ゲームブック達」です。

 で、なんかまた懐かしくなって検索とかしてみたら、なんでも最近(去年当たりから)アドベンチャーゲームブックを自分で読み進めたその詳細(いわゆるリプレイ)をブログで公開するというのが流行っていた模様。流行ると言っても世間一般レベルでどの程度なのかはまぁ…ですが。しかしなるほど言われてみれば、日記体裁が基本のブログならリプレイを書き連ねて行くと言うのはなかなか面白いアイディアだなと感心してしまいました。とりあえずワタシのイチオシであるソーサリーシリーズのリプレイブログを二つ程ご紹介させて頂きます。

今頃ソーサリー

極限ソーサリー生活

<追記>
 なんと「魔術師タンタロンの十二の難題」にチャレンジという方もおられましたのでご紹介(笑)。

きままにタンタロン

 ↓個人的にはやっぱり東京創元社の文庫本が好き^^。

魔法使いの丘
スティーブ・ジャクソン
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2006年01月22日

ゲームブック「モンスター誕生」の紹介及び攻略

 まずはじめにお断り。この文章内においてわからない単語が出て来たら検索等で各自調べて下さい(爆)。これは例えば「アドベンチャーゲームブック」という単語についていちいち解説まで書いていると一向に筆が進まないためです。どうかご了承をば。


 1980年代に流行った「アドベンチャーゲームブック」。その最高峰と言ってもいいのがスティーブ・ジャクソン(英)の「モンスター誕生」である。ジャクソンと言えばイアン・リビングストンと共に「火吹き山の魔法使い」を世に送り出し全世界にゲームブックブームを巻き起こした人物であり、特に彼の「ソーサリー」シリーズ(四部作)は鈴木直人氏の「ドルアーガの塔」シリーズ(三部作)と双璧をなす、ゲームブック界の原点にして頂点というべき作品である…ということは比較的よく知られている事実である(←知ってる人は知っているというレベルであることは言うまでもないが)。そのジャクソンが「これが僕の書く最後のゲームブックだよん」という触れ込みの元書いた作品が「モンスター誕生」なのである。

 ジャクソンと言えば、かなり難解なゲームブックを書く人という印象がある。「バルサスの要塞」や、「ソーサリー」第二巻「城塞都市カーレ」、第四巻「王たちの冠」等が相当難しいことは当時のファンなら骨身に凍みるほどよく覚えていることであると思われる。しかし、ジャクソン氏の著になるゲームブックで抜群に難しいのはなんといっても「地獄の館」である。そしてこの「地獄の館」が何故これほどまでに難しいゲームブックであるかについては、雑誌「ウォーロック」のコラムにて「主役(=自分)がファンタジー世界のヒーローではなく、かよわい一般人であるがゆえに施されたゲーム上の演出なのである」という非常に納得いく見解が示されていた(門倉氏のコラムだったかなぁ?確認次第追記しますです)。

 しかし、ジャクソンはファンタジーが舞台であるこの「モンスター誕生」を、「地獄の館」をも凌ぐほどの難解なゲームブックに仕立て上げた。これは前述の「ウォーロック」誌のように分析すれば「主人公(=自分)が、右も左もわからない本能のままに行動する一匹のモンスター」であるがゆえの演出であるわけだが、とにかくシャレにならないほど難しすぎる。普通にパラグラフ1から読み進めて行って解ける確立は相当低い(余談だが以前この作品についてネットで調べた時、何十回もチャレンジしてその都度「また死んだ…」という記録をいちいち漫画で書いている方がいた。何十回だったかなぁ?とにかくまぁそのくらい難しいわけです)。

 「ねぇ、ゲームブックで難しいってどういう意味なの? 指はさんで進めば正解ルートわかるんじゃないの?」という疑問に答えるべくだらだらと続く駄文はとりあえず後においておいて、ここでは先に「モンスター誕生」のブック面において少し触れておきたい。

 ゲームブックとは「ゲーム」+「ブック」である。どんなにゲーム部分が面白く出来ていても、ストーリーが魅力に満ちた、小説として優れた作品でなければそれは素晴らしいゲームブックであるとは言い切れない。この「モンスター誕生」は、そういう意味ではジャクソン作品の中で最も「ブック」部分がよく出来ている作品なのである。先程「モンスター誕生」はジャクソン最後のゲームブック作品であると書いたが、彼はその後ゲームブックではない普通の小説を書いてみようとしていたらしい。その後の作品については私は知らないが、少なくともこの「モンスター誕生」は「さぁこれから小説家になるぞ」というジャクソン氏の気合いがひしひしと伝わって来るかのような素晴らしいストーリーが展開される作品であり、ゲーム部分を排除して単純に小説として読んでみても充分楽しめる作品なのである。

 実は私が数年前からずっとこの作品の攻略記事を書きたかった理由はここにある。何度も言っているがこのゲームブックは難しすぎる。その難解さゆえにこのゲームブックは小説として読むことが出来ないのだ。こんなに秀逸なストーリーなのに! この本を所有している人(日本中にどれくらいいるのかは不明だけど…)が、永遠にこのゲームブックの全貌を知らぬままクリア出来ずに人生を過ごしているというこの悲しい現実をなんとかしたい、「絶対自力でクリアしてやるうっ」という人は別として「もうだめだ、降参!」という人に対して「この番号順に読んで行けば小説として楽しめますよ」という正解ルートを示しておきたい、と常日頃ずっと考えていたわけである。

 というわけで正解ルートはこの後、追記として折り畳んでおくわけだが(まぁ検索で来た人は見えちゃってるはずですけども)、著作権保護の意味も込めてストーリー的な部分には極力触れないでおく。要するに、この攻略ルートを見ても実際に本を所有していない人には全く意味の通じない、単なる数字の羅列にしか見えない、という体裁をとっているわけである。パラグラフの各所で使われている暗号については当初解読したものを載せるつもりでいたがそれも翻訳者の安田均氏の翻訳権にギリギリ触れるかもしれないので小心者の私はやめておくことにした(←2年くらい前に調べた時には見つからなかったんですが、先日ちょっと検索したら解読したものを載せてるサイトは既にあったんでここで同じことやる必要も無いかなと)。

 さて、再び「モンスター誕生」の難しさについて解説を続けてみる。ここから先は「どうしても自力で解きたい、でもとにかく難しすぎるからちょっとヒントを」というような人に有益な話かもしれない。

 ゲームブックというものを少しでもやったことがある人は、基本的にゲームブックは何度もくり返してやりさえすれば正解の道筋がわかるものだと知っている。雑に作られたゲームブックはそれこそ指を要所要所で挟んで行けば簡単にクリアできてしまったりする。しかしジャクソン氏のゲームブックは余りにも緻密かつ巧みに作られており、最終的に必ず死ぬことになっているにもかかわらず途中でなかなか死なないため一体どこで道を間違えたのか読者にはさっぱり分からないという構成になっている。しかしそれでも、前述の「ソーサリー」シリーズ等ではこの「モンスター誕生」ほど底意地が悪くはないので、何度もくり返すうちに「死なない(死ににくい)ルート」を見つけ出すことは可能である。この「モンスター誕生」の意地悪さのレベルは実はもう一段上で、どこで道を間違えたのか判別出来ないことに加え更に実は間違っている道であってもその道が正解であるかのように学習させられるというトリックが隠されている。これを、わかりやすく例によって説明してみる(つもりだが例えが下手すぎて全然わかりやすくないかもしんまい)。

 あるゲームブックの物語全般をストーリーの要所別にアルファベットに分けたとする。ここでいうアルファベットは一つのパラグラフ番号を意味するのではなく複数のパラグラフから成る一連のブロック単位である。そしてそのゲームブックのストーリーは「主人公(=読者)が城のドラキュラを倒す」ものであるとし、正解ルートはA→C→E→Jであるとしてみよう。

 ごく普通のゲームブックであればA→C→E→Jだけが唯一の正解ルートであるということはまずない。A→B→D→C→Eと回り道をしても、ABCDEFG…と進んでも、AとCとEできちんと必要な情報を集めたりアイテムを手に入れればJに行けるのが一般的だ。また、A→Bへ進む道とA→Cへ進む道がある場合にCを選んだらその後Bへはストーリー上進めなくなるというのも一般的なスタイルかもしれない。しかしこのゲームではCへ進んでからもBへ行くことが出来るうえ、Bに行ってしまったらその先どんな道をたどろうが絶対にバッドエンディングを迎えるように出来ている、とする。

 更に、Bブロックに「ドラキュラを倒すための十字架」というアイテムがあるとしよう。実はクリア条件として十字架はいらないのであるが、読者は普通ドラキュラを倒すためには十字架が必要だと思うはず。そしてその十字架はA→D→C→E→G→H→Bという道筋を辿ることで初めて得られるものだとしたらどうだろう。「この十字架を使いたい時には、ドラキュラに出会ったパラグラフ番号から52を引いたパラグラフへ進むべし」等といかにもそれらしいことが書かれていたらどうだろう。読者の脳内には「こういう道筋を辿ってこう進めばここで十字架が手に入る」とインプットされる。「実は十字架が無くてもクリア可能」だとか「そもそも十字架を取りに行った時点でクリアが不可能になる」ということには下手すると永遠に気がつかない。

 また、Aの段階で「丸太」というアイテムが手に入るとしよう。この丸太は実は「木の杭(くい)」として使用するもので、ドラキュラの胸に打ち込む「クリア必須アイテム」であるとしよう。しかし例えばその入手段階で「この丸太を使って敵と戦う場合攻撃力に+1が加算される、ただし3回使うと丸太は壊れてしまう」と書かれていると、読者はこれは単なる普通の武器だと思い込む。その後「伝説の剣(攻撃力+10)」というアイテムが苦労の末手に入ったりしちゃうと丸太は捨てて行くに違いない。また、ドラキュラの城に侵入するために堀を渡らねばならない、という場面があったとして、そこで丸太を使って筏を作ることができたとしよう。堀を渡る別の方法が困難であればあるほど「そうか、実は丸太はこのためのアイテムだったんだな」と読者は思い込む。「通常武器にも筏にも、とにかく丸太は最後まで絶対に使ってはいけない超重要アイテム」であるという意識は非常に芽生えにくい。

 A→B→C→D→E→F→G…とひたすら全てのエピソードを辿ってクリア直前のIブロックまで進むことができたりする場合はどうか。延々と長い通のりを辿り、アイテムを色々取ったあげく最後の最後あとちょっとのところでJに進めない。読者はこの時「実はAからCへ行ってEへ行けばJに行ける」とは思わず、「こんな惜しいところまで行けたんだから…」ということでA〜Gくらいまでの道順は正しいと思い込んでしまう。

 更に、サイコロ運に左右される場面というのも作ってみる。例えばCの段階で、サイコロ運が悪かった場合Bに行かされるのである。Bに行ったからといってもすぐその場でバッドエンドになるわけではないから、ここでのサイコロ運によって実は最終的にクリア不可への道を歩まされていたという事実には読者は全く気がつかない。

 と、まぁこんな感じでどこまでも陰険なゲームブックというのは製作可能である。ゲームブックはコンピュータゲームと違い内部構造を知ろうと思えば、つまり私のように(苦笑)パラグラフ番号1からストーリーを追いながらノートに書き出してフローチャートを作ったりすれば作者の製作意図を見抜くことも隠しアイテムを探すことも一応出来ることは出来る。だからどんなに頑張っても読者がその気になりさえすれば作者の意地悪などバレバレになってしまうわけだが、そこまでしない限り作者の意図がわからない(わかりにくい)ゲームブックというのも作ろうと思えば可能なわけだ。

 今までの話はあくまで例え話であって「モンスター誕生」がそのままここに書いたような構造になっているというわけではない。物語の序盤でそう簡単に「丸太」に相当するアイテムが手に入ったりしないし(笑)、A→C→E→Jなんていう短いストーリーでもない。重要アイテムや重要情報はかなりあるから相当あちこちに行かなければならない。だから「この部分がモンスター誕生でいうここに該当するのかな?」などと照らし合わせて考えるのは無意味だ。しかし、ジャクソン的な考え方というか「陰険なゲームブック」という点ではなかなか上手く例えることができた気がする(気がするだけだけど)。「この道筋は正しい」と一度思い込まされたせいでその後何百回チャレンジしても一向にクリアできない、というパターンに陥っている人がこの作品の読者には少なくないはずである(読者そのものがそもそも恐ろしく少ないはずだが)。どうしても自力で解きたい方は、一度自分の全行動を洗い直してみることをお薦めする…がホントに自力で解けた人いるのかなこれ…。


モンスター誕生
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シャムタンティの丘を越えて
シャムタンティの丘を越えて
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諸王の冠―ソーサリー〈04〉 ファイティング・ファンタジー「火吹山の魔法使い」 バルサスの要塞―ファイティング・ファンタジーシリーズ 暗黒城の魔術師―グレイルクエスト〈01〉 展覧会の絵
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モンスター誕生 攻略ルート
posted by SeireiK at 20:40| Comment(5) | TrackBack(0) | ゲームブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月17日

今よみがえる伝説のアドベンチャー・ゲームブック達(掲示板より再録)

<この記事はHPの掲示板「わくわくランド」に書いた文章をそのまま写したものです>

 私はものもちがいい方である。
 そんな私の蔵書の中でも一際自慢なのが雑誌「ウォーロック」。実に創刊から丸2年分保有している。何度も親の「廃品回収に出すべぇ」というセリフを退け、21世紀の現在まで守り通したものである。「これは“興味ある人にとっては”ものすごく貴重なモノだからなるべくしかるべき人や店に譲りたい」と漠然と思い安易に捨てることだけは拒否していたのだが、まさか再び自分がその「興味ある人」になろうとは。

 時は1999年〜2001年あたり。
 それは私がPCを手にする前のこと…

 その雑誌「ウォーロック」は社会思想社から出版されていた「アドベンチャー・ゲームブックとテーブルトークRPGの専門誌」(う〜む。なんてマニアックな響きだ)。ゲームブックの全盛期、私ももちろん「ソーサリー」や「ドルアーガ」シリーズ、「火吹き山の魔法使い」や「バルサスの要塞」と言った“その筋の人には超有名、一般人でも知ってる人は知っている”というメジャータイトルをはじめとするゲームブック達に夢中になったものだった。当然メジャーどころというかお気に入りの本は捨てずに取ってあったが、私はふと思い立ってこれらのゲームブックや「ウォーロック」を“一字一句読み落とす事なく”全て読もうと決意した(馬鹿でしょ)。結局「ウォーロック」は本当にかなりの冊数まで“完全に熟読”したと思う。

 そして、思った。
 ゲームブックは一つの文学であり文化である、と。

 推理小説を「異形の文学」と呼ぶならば、ゲームブックは異形中の異形であろう。しかし、「展覧会の絵」(後述:なんと復刊されてます!)のように文章そのものが素晴らしいものもあり、また「ゲーム部分も面白く、小説としても面白く、さらにその両面の融合ぶりが秀逸」という凄まじい完成度を誇るものもあり、文学とまでは行かずともこれは明らかに「活字媒体の一ジャンル」としてもっと評価されてもよいのではないかと感じた。また、ブームに乗り実に色々な出版社がゲームブックを粗製濫造し、それがゲームブック衰退の一因にもなったと思うのだが、ゲームブック最盛期が丁度バブル経済期に当たることからむしろ当時の勢いやパワーを感じ取ることが出来ること、そして結局バブル崩壊と共に社会思想社や創元推理文庫がゲームブックから撤退、ブーム終焉となった、といったことなどはやはり時代を反映していたとでもいうか、文化的側面もあるよなぁなどとしみじみと思いを馳せてしまうのである。

 今現在、ゲームブックは「そんなのもあったね」程度の扱いを受け忘れられようとしている。かろうじてコンピュータゲームの「サウンドノベル」というジャンルでその存在は保存されているかのように感じるが、さにあらず。「サウンドノベル」と「ゲームブック」は似て非なるものだ。

 これでは、いかん、と。

 私は何故か使命感に燃えてしまった。TRPGは根強いファンが要るからいいのだが、ゲームブックは違う。これはやはり「誰かが後世に残す努力をしないと」永遠に忘れ去られてしまう。誰もやらないなら私がやろう。
かつて出版された膨大な数のゲームブックを全て集め、将来は博物館なんかを作っちゃる!という勢いでもって古本屋めぐりの旅に出た(いや、旅には出てないけど…)。

 1年くらいひたすら近辺の(自転車で日帰りできる距離にある)古本屋を、まぁ20件くらいは廻っただろうか。もちろん大手ショップなどは回転も速く今でも新たにゲームブックが入ることがあるため、かなりマメに通ったりした。
なんといってもゲームブックは「今では二束三文の値段で売られている」のが魅力で(苦笑)、「おおーー!この名作がこの値段で!」みたいな喜びもあり、ゲームブックハントの日々は続いたのだが…

 そのうちなんだか少しずつ熱が冷めてしまった。当時はネットオークション等思いもよらず、「これ以上はやはり日本全国の古本屋を巡るしかないな」と諦めの境地に入ったせいもあるだろう。単に少しずつ興味が薄れていったのかもしれない。ゲームブックに、ではなく「集める事」への興味が。

 そして、02年にPCを入手。その頃はまだゲームブック熱は冷め切ってはいなかったものの、なんせネット環境はダイヤルアップ。一度「ドラゴン・ファンタジー」シリーズを検索して、「復刊ドットコム」というサイトでゲームブック復刊の動きがあること、私の他にもゲームブックをひたすら集めている奇特な(笑)人が一人いることを知ったのみ(その時の短い接続時間の間に見つけた人が一人だけだったということ)。ブロードバンド環境になり、HPを作る頃になるともう熱はかなり冷めてしまっていて、ゲームブック関係のサイトを探したり巡ったりするようなことはなかったが、HPのコンテンツの一つにゲームブック関係のものを置きたいというのは実はHP開設当初からずっと考えていた。
「ソーサリー」の攻略ページやら「ゲームブック所有目録」等ネタは豊富にあったのだ。しかし、興味というか熱の注ぎ口がすっかり模型へと移行してしまったので(大苦笑)、そういったコンテンツを作る意欲は失せ、今までの間「ねこのしろ」同様に半ば忘れられた存在となっていた。

 そして、04年9月。ひょんなことから、ゲームブック関係のサイトを覗いたり「ソーサリー」を検索することに。
そこで私は見た。

 おお、私と同じ志を抱いた人がこんなにぃ〜〜〜!
 おお〜、「ソーサリー」も「ドラゴンファンタジー」も「展覧会の絵」も復刻ぅ〜〜〜???
 「ソーサリー」のIアプリ版だってぇ〜〜〜?????

 私は時代の波にすっかり乗り遅れていたらしい。いや、日本全国の中ではまぁ片手で数えるくらいには熱烈なゲームブックファンがいそうだとは思っていた。それでもここまでコアなファンサイトがいくつもあるとは(当時は)想像していなかったし、復刊もありえないんだろうなぁと思っていた。今では「うん、まぁそういうサイトの二つや三つは絶対ありそう」程度の認識は持つようになったが、自分がやろうとしていた内容のものを先にやられているのを見ると悔しいというのもあってか、今の今までそのようなサイトをこの目で見ることはなかった。

 しかし、やはり根強いファンというのは凄い。ゲームブック関係のリンクページを見るにつけ、ここに私のサイトが載っていないということへの苛立ち、悔しさ、不甲斐なさ、「復刊ドットコム」へ投票すらしなかった(だって当時PCよくわかんなくてセキュリティ的にメールアドレス教えるの怖かったんだもん)無力さがこみ上げてきた。現在「ソーサリー」等を復刊している創土社の酒井さんという方は、

http://media.excite.co.jp/News/weekly/040309/topics.html

 ↑ここのインタビューで「もうブームはこりごり」「良質なゲームブックだけを復刻することで一つのジャンルとしてのゲームブックを守りたい」というような発言をしている。

 1人の「ゲームブック大好き少年」が大人になって、愛する「ゲームブック」を生き返らせた……という部分を読んだ時は「あぁ、私はこの酒井さんになりたかったのだ」と思ったものだが、しかし私はやはり「過ぎ去った文化・失われたもの」としてのゲームブックをもこよなく愛しているわけである。ほんの少数ながらゲームブックファンサイトを覗いた感想としては、やはり「ソーサリー」や「ドルアーガ」、「ファイティング・ファンタジーシリーズ」といった「有名どころ」に対する根強いファンは健在だが、「ゲームブックそのものをグローバルに取り扱っている」サイトは少ないような気がする。

 有名かつ後世に残るべくして残る名作ゲームブックが、きちんと後世に伝えられる基盤はもう出来たようだ。
とりあえず一安心した。酒井さんはじめ、ネットでずっと頑張ってきたゲームブックファンの皆さん、ありがとう。
復刊とIアプリのゲーム化により、じわじわと、しかし大きなムーブメントになることなく、ひっそりと「今度こそいいものだけが」残って、生き続けてほしいと思う。

 もう、「名作を保存し世に伝える」動きに関して私のやることは無い(ってか、アンタ最初から何一つ協力してへんがな…)。ゲームブックの一ファンとして、私はこれから「金輪際絶対に日の目を見ることは無いであろう」駄作品の数々でも細々と紹介して行こうかな、などと思っている。駄作を紹介することでより一層「ソーサリー」や「ドラゴン・ファンタジー」シリーズの素晴らしさも浮き彫りにされることであろうし、駄作は駄作としてまたそれなりに面白いのだ。ファミコンゲームだって数多くの「クソゲー」と呼ばれた愛すべき作品群があるではないか。全て総括して「ゲームブック」そのものを愛し、研究し、掘り下げて行こうと思う。とりあえず蔵書の整理から始めねば…(苦笑)。

 何はともあれ、創土社の復刊・出版事業と「ソーサリー」のIアプリゲーム化に喝采を、そして今まで地道にサイトを運営し、ゲームブックの復活を陰ながら支え続けてきた多くの(?)ゲームブックファンの皆様に声援と感謝の念を贈りたい。模型業界においてハセガワからバルキリーが発売された時は「望めば叶う夢もあるのです」と言われたものだったが、私にとってはこれこそまさに、叶いようもない夢が叶ったという印象である(感涙)。…あぅ〜、ソーサリーのためだけに携帯欲しくなった…。

(後ほどこの文章はきちんとHTML化する予定。例によって予定は未定ですが…)


創土社のページはこちらです。
http://www.soudosha.com/

<追記:HTML化は面倒なのでとりあえずブログに丸ごとコピペしてみました(06年1月23日)>

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