2009年04月13日

メモ(11日の分)

 以前にも書きましたが、床屋さんにある本というのは「生涯出会いそうにないような本との一期一会」という感じで面白いです。名前を忘れないうちにメモ。

武と魂 1 (1) (SPコミックス)武と魂 1 (1) (SPコミックス)
久松 文雄

リイド社 1997-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 元寇の辺りの話。原作者が(多分)韓国人のためか基本的に韓国(高麗)中心で語られている感じ。

激濤―Magnitude 7.7 (上)  講談社漫画文庫激濤―Magnitude 7.7 (上) 講談社漫画文庫
矢口 高雄

講談社 2005-07
売り上げランキング : 161393

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 津波の怖さがよくわかりますです…。海岸付近で地震があったら何はなくともまず逃げましょう。

弐十手物語 1 (1) (ビッグコミックス)弐十手物語 1 (1) (ビッグコミックス)
神江 里見

小学館 1981-06
売り上げランキング : 598475

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 私が読んだのは50巻でしたが、これは面白かった〜。
posted by SeireiK at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

13日の分

 『巷説百物語』までついつい読み返してしまいました…。
posted by SeireiK at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月13日

『続巷説百物語』読了

 『おもしろ砂絵』の二重買い(ダブりとも言う)はショックでしたが、同じ日に『続巷説〜』のハードカバー版を特価300円で手にいれていたので心の傷が多少癒えました(笑)。

続巷説百物語 (文芸シリーズ)続巷説百物語 (文芸シリーズ)
京極 夏彦

角川書店 2001-05
売り上げランキング : 282577

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



 古本で買ってる私が言うのもなんですが、やはりこのシリーズはハードカバー版を買わねばいけませんですねぇ。カバーの裏のオマケがなんとも贅沢です。

 以下感想。









 この『続』では、おぎんや治平の過去が明らかにされます。話としてはどれもこれも面白くて、ブ厚いながらも一気に読めてしまうのですが、最後の「老人火」は、うぅ…。

 このシリーズは他に『前巷説百物語』『後巷説百物語』が出ていますから、まだ未読なワタシとしては「おぎんや百介や又市が活躍する短編連作」だと思い込んでいたわけですよ。一番最初の『巷説百物語』と同様の話が、『続』『前』『後』全てにおいて展開されるのだろうと。映像化もされてますし、いってみれば水戸黄門パターンといいますか、「なめくじ長屋シリーズ(都築道夫)」のように大きく代わり映えしない個々の話がずっと続くんだろうなぁと。それだけに、おぎんや治平の過去が明らかにされていくだけでも意外だったのですが、更に、うぅ、「老人火」は、うぅぅ…。その前の「死神〜あるいは七人みさき〜」から六年後の話というので多少イヤな予感はしていたんですが…どうしてわざわざこんな話を単行本用に書き下ろすかなぁ京極さんよゥと泣きたい気分です。いや、実際泣きました。これは泣けますよ、えぇ。

(以下更にもうちょっとネタバレ)










 この『続』に収められている6話全てに山岡百介が関わっていることもあり、彼が又市たちとは違って「一般人」でもあることから、読者は読んでるうちにかなり彼に感情移入・同化してしまうと思われます。同じ京極夏彦氏の作品である「京極堂シリーズ」に登場する関口巽もまた似たような役割を持ったキャラクターですが、関口に比べると百介というのはもっとフラットな感じなのですよね。京極作品を読む人の中で関口に対して「あぁオレにそっくりだ」と思ったり彼に同調・同化しながら読んでいく人はおそらくそれほど多くないと思うんですが(笑)、百介の場合は割と同化しやすいって言うんですかね、「巷説」の舞台は江戸時代ということもあって、読者はそもそも「巷説」の世界においては異人なわけです。表の世界の住人でありながら又市のような裏の世界の住人と交わり、裏の世界を覗き見てしまう百介というのは、細かい性格なんかは読者と違ってる所ももちろんあるでしょうが、「江戸時代の世界を覗き見ている」読者とスタンスが似ていると思うのですよ。そういう意味で同化しやすいっていうか、又市たちと行動を共にして、彼らに振り回されたり驚かされたりという「翻弄のされ具合」が読者に近い温度差っていうんでしょうか。関口君と違ってあまり主体的に動かないというのもあるかもしれませんが(笑)。(いや、関口だってあんまり動かないけどさ)

 だからこそ、読者は(というか私は)「もっと又市たちの活躍を見たい、知りたい」「一緒に行動を共にしたい」と思うのですよ。この作品に限らず読書の際にはよくあることですが、読み進めるうちに段々と残りページが少なくなる淋しさだとか、読み終わってから連作の続編を心待ちにするとかですね、そーいうことがあるわけです。この世界の住人にもう一度逢いたい、彼らの活躍を見たい、という感情ですね。それが…

 この本の最終話、「老人火」でその読者の望みが断ち切られるのです。これは悲しい。百介と同じ心境に立たされるわけです。百介の悲しみがそのまま我々読者の悲しみになります。最後の二行にはホントに胸を打たれます。百介と違い読者は「前巷説〜」と「後巷説〜」を読むことで又市たちに再び逢えるわけですが、百介同様「二度と再び」彼らにあってはいけないのではないか、続編を読んではいけないのではないかという気にすらなってしまいますし、読んだとしてもおそらく「百介を伴った」冒険譚はもうそこにはないのです。
 …いや、未読なんで断言できませんが、多分そうでしょう。先に書いた通り、単純な連作短編だと思っていたのでものすご〜くショックです。うぅぅ。



 あ、ショックのせいで書き忘れてましたが、この作品に収められている6話、前作に収められている7話と時系列がバラバラなのです。時系列順にすると、「巷説〜」の4話の次が「続巷説〜」の4話、みたいな。今度読み返す時にはこれをちゃんと時系列順にして読んでみたいなぁと思ったんですが、自分で苦労してやらなくてもネットに情報がありそうだと思って調べてみたらありました(笑)。いやーネットは便利ですなぁ。どうもありがとうございます。


 千とチシロのよみとばし 巷説百物語・続巷説百物語
posted by SeireiK at 01:23| Comment(2) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地味にショック…(10日の分)

 都築道夫の『おもしろ砂絵(光文社文庫)』を買ったんですよ…

omosiro1.jpg


 ほくほくしながら家に帰って目次見て気がつきました…。






 omosiro2.jpg

 去年の12月、角川文庫版を買っていたことに…。

 
posted by SeireiK at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『黒猫館の殺人』読了(9日の分)

 先日の本はコイツでした。綾辻行人の黒猫館。

黒猫館の殺人 (講談社文庫)黒猫館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 1996-06
売り上げランキング : 31958

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




 以下もの凄くちょっぴりネタバレ。一切の予備知識無しに今後この作品を読みたい(読むつもり)という方はご注意ください。














 結論から言うと…イマイチ面白くなかった〜〜〜。後書きを立ち読みしてかなり期待して読んだんですが、張りまくられた伏線の、一番最初のヤツに物語開始早々に気がついてしまったせいでかなり面白みが半減しました。まぁ『殺人鬼』を事前に読んでいたせいであの手の伏線に気がつきやすくなっていたのかもしれませんが、ちょっと残念。後書きではこの作品が「(巨人の星の)消える魔球」に例えられているのですが、消える魔球の「80%の謎」と残り20%の謎に該当する部分の、残り20%の方に先に気がついちゃったわけですよ。で、80%に該当する方も読んでるうちに「まぁ多分こういうことなんだろうな」と気がついちゃいましたし。ただ、作品の骨子は大体わかってしまったものの、作品の中でかなり蛇足的に書かれている「密室殺人」のトリックだけはわかりませんでした。よく考えればあれもすぐにわかったはずなのですが、わからなかったのはわれながらちょっと情けないですねぇ。とにかく、これまでに読んだ綾辻作品のうち、私の中で最もつまらなかった作品です。一番面白かったのはやっぱり人形館ですねぇ。館シリーズの初期作品(前世紀中に出たもの)に関しては、これで読んでないのは時計館だけになりました。十角館や人形館並のどんでん返しが時計館にもあることを期待。
posted by SeireiK at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

『残像に口紅を』読了(再読)

 この前書くと言って書き忘れてたこのネタ。筒井康隆氏の『残像に口紅を』です。

 10年くらい前に学校の先輩に(文庫版を)借りて読んで以来、もう一度読みたいとずっと思い続けていた本ですが、なんと文庫でなくハードカバー版を100円で手にいれてしまいました。文庫ではどうだったのか忘れちゃいましたが、こちらにはちょっとしたギミック(まぁ言ってみれば袋とじ)付き。

 ワタシの中で筒井康隆と言えばこの『残像に口紅を』と、先日話題にした『メタモルフォセス群島』所収の「毟(むし)りあい」なんですよ。といっても筒井康隆氏の本は『メタモルフォセス群島』とこの『残像に口紅を』しか読んだことがないので当たり前と言えば当たり前なのですが、そういう意味でなくたとえ他の作品を色々読んでいたとしてもやっぱり私の中ではこの二作品は外せません。強烈なインパクトを読み手に与える凄い作品です。因みに『メタモル〜』の中では「走る取的」が同じく凄いインパクトでしたが、「毟りあい」は(新潮文庫版の)『メタモル〜』の一番最初に収められている作品なので、単純に「一番最初に読んだ筒井作品」ということでのインパクトでもあったんですけどね。「走る取的」が最初だったら…いや、それでも「毟り合い」は凄いっすよ、えぇ。

 そんな話はどうでもいいとして、『残像に口紅を』の紹介です。どういう作品かと言うとですね、話の内容はさておいて、文章自体がギミックなんです。なんと、小説の中からどんどん文字が消えていきます。50音の「あ」とか「ま」とか「へ」とか、どんどん消えていくんです。消えるというか、「この字は今後使っちゃダメ」っていう縛りが筒井氏自身にどんどん課されていくわけです。因みに、「あ」は最初から消えている字として一切この小説に出て来ることはありません。しばらくすると「ぱ」が消えます。小説の初期の段階で早くも主人公は「パン」を食べることができなくなります(パンの存在も記憶も小説内から消えてなくなります)。小説が進行するにつれて字はどんどん減っていきますが、おかまいなしに話は続いていきます。凄いです筒井康隆。天才です。この作品の真骨頂は何といってもほとんどの字が無くなってしまった第三部。10ページくらいしかありませんが、既に「あ・ぱ・せ・ぬ・ふ・ゆ・ぷ・べ・ほ・め・ご・ぎ・ち・む・ぴ・ね・ひ・ぼ・け・へ・ぽ・ろ・び・ぐ・ぺ・え・ぜ・?・す・ぞ・ぶ・ず・づ・み・ざ・ど・や・じ・ぢ・き・で・そ・ま・よ・も・げ・ば・り・ら・る」が消えている状態で、10ページちゃんと小説が進行します。「一体最後に残る字は何になるのか?」「残り5文字とか4文字になった時に意味不明な文章にならないのか?」という変なスリルを味わいながらの終局までの怒濤の展開は圧巻の一言です。

(「ぜ」と「す」の間が「?」に文字化けしちゃう方へ…これは「う」に濁点です。Seesaaが投稿時にエンコード変換しちゃうんかなぁ???)

 
 書き忘れ追記。そういえばこれって、日本語だからこそありえる小説形態なんだよなぁ、というところもミソです。英語の場合26文字しかないからすぐ終わっちゃうし、中国語は漢字がありすぎますし。それに、考えてみればこれって日本人(及び日本語を解する人)のみが楽しめる、すなわち原書でしか楽しめない絶対に翻訳不可能な小説でもありますね。

残像に口紅を残像に口紅を
筒井 康隆

中央公論社 1989-04
売り上げランキング : 222452

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by SeireiK at 01:24| Comment(4) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月26日

モノ・マガジン

MONO MAGAZINE (モノ・マガジン) 2009年 1/16号 [雑誌]MONO MAGAZINE (モノ・マガジン) 2009年 1/16号 [雑誌]

ワールドフォトプレス 2008-12-16
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 
 香奈チャンが載ってるというので買いました(笑)。女性ファッション誌を買うのは抵抗がありますがこれなら平気(苦笑)。まぁ、これが男性ファッション誌であっても買うのは迷うところですが(←オサレに興味無いヒト)、モノマガジンなら結構私好みの内容の本ですし^^。2ページだけとはいえジープの特集があったのが嬉しいですな。

 しかし、やはり大人な雑誌ですモノマガジン。その隣にあった『クアント』の方にはほぼ全ページに私の興味の対象が載っていたりして…(苦笑)。どんだけ子供なんだ自分。

Quant (クアント) 2009年 01月号 [雑誌]Quant (クアント) 2009年 01月号 [雑誌]

ネコ・パブリッシング 2008-11-29
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




 …って、うあああああああぁ。今日発売の『CARトップ』の表紙ですと??? また本屋にダッシュだっ!(車はジープくらいにしか興味無いけどそんなこと気にしてはいけません)
posted by SeireiK at 01:41| Comment(0) | TrackBack(1) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

『おもしろ砂絵』読了

 とりたてて言うことはございません(笑)。他の(私が持ってる)二冊と同様、実に面白い。強いていえば、一作目の『ちみどろ砂絵』よりはアクションが少なかったかな? でも相変わらずセンセーはカッコよすぎです。


おもしろ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (角川文庫)おもしろ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (角川文庫)
都筑 道夫

角川書店 1986-05
売り上げランキング : 1498012

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by SeireiK at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月03日

『走る取的』ですか…

 数日前から中川翔子サン(いわゆるしょこたん)のブログをチェックするようになりました。ちょっとマイブームですしょこたん。彼女に比べたらライトでヌルすぎなオタクの私には半分以上何が書いてあるのか理解出来ないんですが…。で、さっき凄い記事を見つけてしまいました。

 ピタ(しょこたん☆ブログ)

 なんと「一番すきかもしれない短編」は「走る取的」なんだそうです。

 この作品は『メタモルフォセス群島』という文庫に収録されているのですが、何故私がこの本を買ったかと言うと、まぁ例のアレっすよ。ACE清水長官が昔 Plum っていう雑誌で紹介してたからです。なめくじ長屋も「点と線」もみんなこのパターンですな。「『メタモルフォセス群島』とか、夜読むと怖くて眠れなくなっちゃうけどね」とおっしゃられていて、「おぉ、悪魔でも怖くて眠れなくなったりするのか、そりゃまた相当コワイんだろうな」と思ったもんです。

 しょこたんは「走る取的」が収められている本として『懲戒の部屋』を挙げておりますが、この『メタモルフォセス群島』の巻末にはそのものズバリ「走る取的」に絞っての解説が書かれています。しょこたんファンの方はこちらも要チェックですぞ。

メタモルフォセス群島 (新潮文庫 つ 4-12)メタモルフォセス群島 (新潮文庫 つ 4-12)
筒井 康隆

新潮社 1981-05
売り上げランキング : 208807

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



 それにしても、ホント一日の更新量がハンパじゃないっすね彼女…。家にいる間はほとんど更新しまくってるんじゃなかろうか。
posted by SeireiK at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

『われら動物みな兄弟』再読(6日の分)

われら動物みな兄弟 (角川文庫 緑 319-2)われら動物みな兄弟 (角川文庫 緑 319-2)
畑 正憲

角川書店 1972-10
売り上げランキング : 644534

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



 久しぶりに読みました。動物王国(TV)でのムツゴロウさんや、コロコロコミックで連載していた「ムツゴロウが征く」(ふ、ふるい…)でしかムツゴロウさんを知らない人が読むと、あの温和なイメージ、柔和なムツゴロウ像がぶち壊されるであろう本です(笑)。あんなものやこんなものまでガンガン食うし(グロすぎてここには書けません…)、「わたしは胎児を人間として認めていない」という衝撃発言もしていますし、あとがきでは「一時期、私は動物の殺し屋だった」と語っています。TVでのムツゴロウさんが好きな人は読んではいけない本かもしれません…。

ムツゴロウが征く (1) (小学館コロコロ文庫)ムツゴロウが征く (1) (小学館コロコロ文庫)
畑 正憲

小学館 1996-02
売り上げランキング : 559721

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by SeireiK at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月14日

で、ひさびさに

 アニメ特番でアトムを見たせいで読みたくなって、超久々にアトムを再読してます(講談社から出てたでっかい判の奴)。正直言って、アトムはキャラ人気がありすぎるのと、手塚氏自身がアトムを嫌いだった(らしい)ことから実はあまり好きではなかったりするんですが、やはり「地上最大のロボット(プルートゥが出て来る奴ですね)」や「ホットドッグ兵団の巻」なんかはいいですねぇ。アトムが言う最後の一言「君はxxだもん」には思わずほろりとします(この部分だけ取り出して日常で使ったらすげー侮辱的なセリフとも言えますが)。

鉄腕アトム (第3集) (KCスペシャル (307))鉄腕アトム (第3集) (KCスペシャル (307))
手塚 治虫

講談社 1987-05
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ↑ホットドッグ兵団収録巻。これの表紙が好きなのに…。



鉄腕アトム (01) (講談社漫画文庫)鉄腕アトム (01) (講談社漫画文庫)
手塚 治虫

コミックス 2002-06
売り上げランキング : 136739

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 
鉄腕アトム 地上最大のロボット (プラチナコミックス)鉄腕アトム 地上最大のロボット (プラチナコミックス)
手塚 治虫

講談社 2007-11
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by SeireiK at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

旧訳だけど

 『浮雲』はそこそこ面白いものの読みづらいので(苦笑)、浮気して『カラマーゾフの兄弟(旧訳)」を読んでます。あぁ、普通の日本語は読みやすい(笑)。
posted by SeireiK at 03:13| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月07日

『それから』読了(再読)

 なんだかんだで読んでしまいました。完全にあらすじが忘却の彼方だったので楽しめました。展開がだらだらしていて前半部は少々かったるいんですが2/3を過ぎた辺りからかなり面白かったです。流石漱石先生。
 で、世間一般によく「同じ本(あるいは漫画)でも数年経ってから読むと(人生経験が増したりなんかすることで)以前と違った感想を抱いたり、より深く楽しめたりするものだ」と言うことが言われますが、この「それから」に関してはまさにそうで、前回読んだ時よりかなり面白く読めましたです(鴎外の『雁』なんかは別に今と昔とそう大差無い感想しか抱けなかったんですけどね)。最後の数行は非常に鬼気迫るというか、ある種ドグラマグラ的な雰囲気(?)も多分に感じました。いやホント、なんでこんな面白い話を覚えてなかったんだろう自分。個人的な嗜好とかクセもありますが、私にとっては圧倒的に『三四郎』より読みやすい本でした。
 二葉亭四迷の『浮雲』も全く内容覚えてないので、「今読んでみると面白い」を期待して再読してみようかなぁ…。

 それはそうと、『それから』の中で「雪崩れ」に「ゆきなだれ」とルビが振られているのを見つけてしまいました。「ゆきなだれ」と言えば、「エースをねらえ」(何巻かは忘れた)の中で、TVのニュースでアナウンサーが雪崩を「ゆきなだれ」と読んでしまい、それを見ていた登場人物達がげらげら笑うというシーンがあるんですが…って今ここを読んでる人で「あぁそうそうそういえばあったあった!」とうなづける人がどれだけいるんだろうか(笑)。なんか私にはもう「なだれ」と言うとすぐ脳裏にそのシーンが浮かぶんですよ、刷り込みで(もっと言うと「雑木林」の読み方もそのシーンで覚えました、私)。で、これって新潮文庫さんが独自に振ったルビなのか、漱石先生の原稿にあったままをそのまま写しているのか定かでないんですが、後者だとすると「ゆきなだれ」という表現は当時あったのかもしれませんね。何かが「なだれ(る)」という現象について、わざわざ頭に「ゆき」と付ける必要がままある程、「なだれ」という言葉を他の現象についても使っていたとか。そういえば、「全然〜ない(否定語)」という成句を用いず肯定文中で「全然〜」を使っていた用例があるのも漱石だった気が。こーいうのを発見しながら読むのもまた一興というものでござんす。


それから (新潮文庫)それから (新潮文庫)
夏目 漱石

新潮社 2000
売り上げランキング : 4080

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



エースをねらえ(全10巻セット)エースをねらえ(全10巻セット)
山本 鈴美香

ホーム社 2003-08
売り上げランキング : 4002

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by SeireiK at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月04日

『それから』

 漱石の「それから」を?年ぶりに読み出してみたり。でも多分また途中で飽きるなこりゃ…。
posted by SeireiK at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

『犬張子の謎』読了

 なかなかに読みづらく、何年もかかってやっと読めたという感じです。いや、文章も文体も平易で特別読みづらいということは普通はないんでしょうけど、なんていうんですかね、ソリが合わないというかなんというか、私には読みにくかったんですよ。かわせみシリーズの数作目ってことで最初から読んでる読者にはいいのかもしれませんが、いきなりこれを読んだ私にとっては登場人物のキャラ立ちが今ひとつはっきりしていない印象があったりして人物像が掴みにくかったり、あとテンポですね。なんていうか、私の「読み」とテンポが合わない。連作短編集で、ミステリというほどでもないちょっとした事件を、神林東吾という与力の次男坊が探偵役(これまた探偵というほどでもないけど)となり解決していく、というのがほぼ基本パターンみたいなんですが(少なくともこの巻はそうだった)連作短編であるにしては事件発生までの前置きがやたら長いというか、なんだかえらく「のんびり」しているんですよ。話とあまり関係のない会話や文章が多かったり。で、それがキャラ立ちや情景描写に役立っているかというとそれほどでもなく、ふんわりとした印象。話がやっと面白くなってきたかな、という段階になるとだだだだっと話が解決して終わってしまう。結構意外な真相だったりしてそこそこ面白いものの、そもそも純然たる推理小説ではないので都築道夫的な「論理のアクロバット」というほどの快感も得られない、という、非常にまったりムードの一冊でした。ぱっとしない。

 で、やたら否定的にあれこれ書いてますがこれは好きな人には長所だろうと思うんですよ。御宿「かわせみ」のるいや、その亭主の東吾のキャラとかその周辺の空気感とか江戸情緒とか、こういうムード全体が好きな人は好きなんだろうなと。実際、読み進むうちにこの空気に馴染んでくると結構楽しめましたし。

 都筑氏の「なめくじ長屋」に出て来るアウトロー集団と違って登場人物は極めて普通の町人衆で「上品」ではありますが、ちょっとこの二作品の合作でも読んでみたいような、かわせみの世界の中に砂絵のセンセーやらマメゾーが出てきたりなんかする作品を読んでみたいような気になりました。


「犬張子の謎」―御宿かわせみ (御宿かわせみ)「犬張子の謎」―御宿かわせみ (御宿かわせみ)
平岩 弓枝

文藝春秋 1996-01
売り上げランキング : 817169

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by SeireiK at 03:08| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月12日

かわせみ

 もうすぐ読了。

 なげやりな日記だなぁ…。

posted by SeireiK at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月27日

あずまんが大王

 が久しぶりにマイブーム再来。世間的には大阪やちよちゃんが人気なんでしょうけど私にとっては榊さんの可愛さっぷりが異常。


あずまんが大王 (1) (Dengeki comics EX)あずまんが大王 (1) (Dengeki comics EX)
あずま きよひこ

メディアワークス 2000-02
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
posted by SeireiK at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

『霧越邸殺人事件』読了

 おおざっぱな結論からすると…「凄く好き」とか「とっても面白かった」という作品ではありませんでした(私にとって)。いや、面白いことは面白かったんすけど、う〜ん、なんなんだろうなぁ、何かが足りなひ(笑)。私は『人形館の殺人』が好きな人なので(こう言えば読んだ方にはわかるかと)、綾辻氏の作品にはああいう「圧倒的な満腹感」を期待してしまうのですよね。方法論はどうあれ(笑)。そういう意味では、厚さのわりに得られる満足度が少ないかなぁ、と(あくまで私にとっては、ですが)。ただ総じて凄くきちっとした、よく出来たミステリではあると思います(多分、無難にまとまりすぎている作品より破天荒でもとんがってる作品が好きなんだな)。あ、そういえばわりと「こいつは死なないだろう」と思っていた人が死んだり、死ぬんじゃないかな的な人が生き残ったりみたいな、そういう意外性は楽しめました(これまた私の主観なのでみんながみんな私と同じような予想をするとは限りませんが…でも一般的にああいうタイプのキャラは死なないよなぁ…)。

 
 この作品では(ユングで言うところの)シンクロニシティが軽くポイントになっているわけですが、作中のこと以外でも、読んでいる私自身とのシンクロもちょこちょこあってびっくりなんかして(例えば「地震がどうこう」とかいう部分があるんですが、昨日大きい地震があったのを知ってびっくりとか、あとはいちいち書きませんがその他個人的に色々と)。

 ネタバレをなるべく回避しつつ謎の部分について。こういう「吹雪の山荘」ものに関して実は私には一つトリックのアイディアがあるんですが、それと全く同じではないものの微妙に似てるトリックが使われていて、「自分にそういう着想が元々ありながらそれとよく似たトリックが見破れない」というのが非常に腹立たしかったですね(苦笑)。それから、かなり長いこと引っ張っておいて最後に明かされる「名前に関する謎」なんですが…もうね、これに関しても正解の周辺をなぞっていると言うか、考え方はほぼパーフェクトに当たっていたのにもかかわらず正解に気がつけなかった、という…。もちろん全然ピンと来なかった、まるでお手上げだった謎(伏線)もたくさんありましたが、今回は全般的に「いい線いってんのに不覚にも気づけない」「正解の表面をなでて素通り」ということが非常に多かったですね。もっとこうバチーンと当たるか、完璧に予想を外されるかすると満足できるんですが、何か煮え切らない感じ。

 以下ちょっとネタバレ風












 歌(詩)の見立てに関しても、あ、もしかしたらこうなんじゃないかな、と思ったことがあって、しかもそれが微妙に当たっていたんですが、この当時の詩に関する知識が無いので読んでいてもイマイチ確信できず残念でした。

 あと小野さん…この表紙は軽くネタバレなのでは(汗)。まぁわかったからと言ってどうってことない部分ではあるのですが、完全に白紙の状態で読みたい人にはちょっと残念(微妙にわくわく感が削がれるかと)。

霧越邸殺人事件 (新潮文庫)霧越邸殺人事件 (新潮文庫)
綾辻 行人

新潮社 1995-01
売り上げランキング : 17628

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


人形館の殺人 (講談社文庫)人形館の殺人 (講談社文庫)
綾辻 行人

講談社 1993-05
売り上げランキング : 45003

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 Amazonだと評判悪いな〜人形館(笑)。まぁ気持ちはわかりますが。
posted by SeireiK at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月12日

ゲド戦記(映画)

 本来「TV」なんですがあえてBOOKカテゴリに(笑)。

 評判が案の定悪く、原作ファンの私としては出来るだけ避けていたジブリ版ゲド。それがたまたま一月ほど前に2〜4巻を再読したというこのタイミングでもって、たまたま新聞欄で今日放送があることを知ってしまったのと、やっぱり見てもいないのに批判はできまいということで我慢して見てみる事にしました。




 うん、やっぱり見るんじゃなかった。




 いやーヒドかったです。「陳腐」の一言ですね。出来るだけ冷静に、褒めるべきところがあったら褒めるつもりで見ていたんですがそんなもんありゃしねぇ。期待が最初から無かった分「想像してたよりいいじゃん」という感想になるかと思ったんですがそれもなし。以前mutaさんが「独特の雰囲気はある」という割と好意的なレビューをしておられたので、じゃあ見てみようかという気になったわけですが、私の個人的な印象で言うと、mutaさんの言われた「不思議な透明感とか、息が詰まるような閉塞感」は宮崎氏の仕事ではなくて単純に原作の世界観から来るものなのではないかと感じました。

 ストーリーは3巻と4巻のエピソードをあれこれとピックアップして余計なアレンジを加えて無理矢理こじつけまとめたもの。映画だから二時間にまとめねばならないとはいえ原作の設定を無かったことにしてるこの無理矢理さはひどい。それがまた一切合切無視してるわけじゃなくて要所要所で原作通りのセリフが出て来たり、一巻のオマージュと思えるような演出が出て来たりするから余計に腹立たしい。要するにゲド戦記ファンが作った同人誌のオリジナルストーリー(しかもつまんない)の映像化版ですな。それももの凄く金のかかった。そんな感じ。
 
 以下思い出せる程度でざっと細かいことを。テルーのやけどがあの程度なのは映倫上仕方ないのかもしれないがテナーはもっと色白のはずだろーとか、あと最初の方でゲドが「大賢人ともなると勝手に旅とかできない」ってなことを言うんですが、原作知らない人おいてけぼりですよあれ。後になってもう少し説明がなされるからまだいいですが、「ゲドは今ロークで大賢人って称号持ってる凄い人」っていう原作の設定知らないままあのシーン見ると、あのセリフはどっかのおっさんが自分の事を冗談で「大賢人」呼ばわりしてるように思えちゃいます。その他、特にむかつくことの大半は多分色んな場所で色んな人が言ってそうだから割愛。ただやっぱりあのくっつけ方はないなぁ。まぁ4巻までのエピソードを無理矢理くっつけてくれたおかげで今後続編が作られる心配が無いというのはとっても嬉しいですが。私が以前どっかで耳にしたのは○巻と○巻の間の外伝的な、映画オリジナルのストーリーとかって話だったんですが、まさか3巻と4巻の寄せ集めとは。これじゃあ原作ファンも原作者も翻訳者も泣くよ。

 何かのファンの人って、それに関するグッズだのなんだのを集めますよね。ゲド戦記が好きな人なら最初に出た岩波のハードカバー版、新しく出た全冊セット版、少年文庫版、表紙が違うってだけで揃えちゃう人もいるでしょう。そういう人にとってこの映画は「見ない」とか「(DVDを)買わない」ということそれ自体が一つの「グッズ(価値あるもの)」になるんじゃないかと思います。原作好き(でまだ未見)の方は一生見ない方がいいと思います。映画だけを見てしまった方は、あんなもんがゲド戦記だと思われては困りますから必ず1〜4巻を見て下さい(何故五巻と外伝まで読めと言わないかというと私がまだ未読だからです…)。

 あ、あと最後にもう一つ。どうせ映像化するならロークを映像化しろよ!!! 下手に映像化されたらそれはそれでやっぱり凄くむかつくかもしれないがあの魅力的な舞台設定を映像化しないというのはいかがなものかと。


 ウォーロック第四号「摩由璃の本棚」で見たこの表紙↓に一目惚れでした…。
影との戦い―ゲド戦記 1影との戦い―ゲド戦記 1
アーシュラ・K. ル・グウィン

岩波書店 2000
売り上げランキング : 23013

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


こわれた腕環―ゲド戦記 2こわれた腕環―ゲド戦記 2
アーシュラ・K. ル・グウィン

岩波書店 1982-01
売り上げランキング : 23538

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


さいはての島へ―ゲド戦記 3さいはての島へ―ゲド戦記 3
アーシュラ・K. ル・グウィン

岩波書店 1977-01
売り上げランキング : 24089

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


帰還―ゲド戦記最後の書 (ゲド戦記 (最後の書))帰還―ゲド戦記最後の書 (ゲド戦記 (最後の書))
アーシュラ・K・ル=グウィン

岩波書店 1993-03
売り上げランキング : 181031

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 誰?って思うかもしれませんがテルーとテナーです↑。
posted by SeireiK at 01:37| Comment(2) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月29日

かっぱネタ

 そういえば本屋でこんな本を発見。


河童千一夜 (シリーズ昭和の名作マンガ) (シリーズ昭和の名作マンガ)河童千一夜 (シリーズ昭和の名作マンガ) (シリーズ昭和の名作マンガ)
水木 しげる

朝日新聞出版 2008-06-20
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



 表紙(オレンジ色で囲まれた部分)に小さく描かれたメスの河童(?)の絵が妙に可愛くてそそられました(苦笑)。
posted by SeireiK at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする